JAL、成田で顔認証チェックインなど開始へ、自動手荷物預け機の導入などスマート化を展開

JALは、 2020年に向けて成田空港の国際線で先端技術を積極的に活用した「JAL SMART AIRPORT」を展開する。すでに羽田空港の国内線ではこの取り組みを進めており、2020年夏に全面リニューアルオープンの予定。その後、新千歳、伊丹、那覇などの基幹空港へも展開していく。

成田での取り組みでは、「Smart Check-in」を利用した自動手荷物預け機のサービスを開始する。第2ターミナル南Oカウンターには7台を設置し、10月28日にオープンする予定。また、来年4月には第2ターミナル南Mカウンターにも7台を設置する予定だ。

また、成田空港での「OneID」の導入に合わせて、来年春から顔認証技術を活用した新たな搭乗手続きも始める。JAL便利用者は、自動チェックイン機など空港での最初の手続きにおいて顔情報を登録することで、自動手荷物預け機、 保安検査場、 搭乗ゲートなどその後の手続きでは、 搭乗券やパスポートを提示することなく通過することが可能になる。 国内でこのシステムが導入されるのは成田が初めてとなる。

さらに、現在のJALスマイルサポートをJAL「スペシャルアシスタンス」に名称変更するとともに、カウンターをリニューアル。空港でのサポートをさらに充実させ、アクセシビリティーの向上を図る。第2ターミナル南の南団体カウンターエリアに来年1月にオープン予定。

自動手荷物預け機のサービス(報道資料より)「OneID」の手続きイメージ(報道資料より)

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