アメリカン航空、日本の旅行会社向けにオンラインセミナー、出入国プロセスなど最新情報を提供

アメリカン航空は、日本の旅行会社向けに最新の運航状況やコロナ対応のオペレーションなど、最新情報を説明するオンラインセミナーを開催した。

現在、同社の日本路線は、羽田/ロサンゼルス線と成田/ダラス・フォートワース線、羽田/ダラス・フォートワース線を運航(羽田/ダラス・フォートワース線は9月9日~10月23日まで、一時運休を予定)。搭乗客にはマスクの着用を義務付け(2歳以下の旅客やマスク着用で健康に害がある人を除く)、陰性証明書の提出は不要だが、チェックイン時には必ず、過去14日以内の症状の有無や感染者との濃厚接触の有無を確認している。

日本から米国への入国は、ESTAやBビザ所持者は従来通り、APCキオスク(自動入国審査端末)での手続きが可能。検温やPCR検査もない。入国審査の完了後、乗り継ぎの場合は最終目的地まで移動も可能だ。ただし、米国内に滞在する場合は、14日間の自主隔離の指導が行なわれる。

こうした中、日本発便の搭乗客は、米軍関係者とその家族が多く、ビジネスや留学ビザで長期滞在をする日本人渡航者、アジアからの乗り継ぎ利用もある。日本着便でも日本入国の半数近くが米軍関係者とその家族になっているが、日によっては国際線乗り継ぎが8~9割を占める場合もあるという。

米国では、レジャー需要も動き始めた。ダラス本社勤務の太平洋地区担当ナショナルアカウントマネージャー副田幹樹氏によると、国際線ではカリブ海諸国など一部の近距離路線で強い回復が見られる。メキシコ、ジャマイカが積極的に観光客を誘致していることが理由だ。

米国内線では、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴなど大都市を結ぶビジネス路線の需要は戻っていないが、イエローストーンなど国立公園の訪問者数は、昨年実績を超えている場所も多いという。

旅客の安全安心を第一にオペレーションを実施

セミナーでは、同社のコロナ対応や機内と空港でのサービスの最新状況も説明した。

機内と空港では、旅客の安全と安心を第一に運営。清掃と消毒を徹底し、カウンターなど接客ポイントでパーテーションを用意する。米国内の拠点空港で再開したラウンジでも、ドリンクやホットミールなどの食事は、バースタイルでスタッフがパーテーション越しに提供している。

機内の座席は、旅客自身で事前の指定・変更が可能なほか、搭乗完了後も同一クラス内での移動希望には、重心位置の制限に触れない範囲で対応している。

また、人との接触を最大限減らすため、モバイルサービスの活用を提案。旅客にはチェックインや座席指定と変更、荷物のトラッキングなどの機能を設けた同社アプリの利用をすすめている。

今後は、チェックインで顔認証による非接触型搭乗手続きの導入も計画。機内では、米国環境保護局が認めたウイルス除去効果のある静電塗装を行なう予定だ。さらに、航空会社として初となる感染症予防対策の国際的認証プログラムの取得に取り組んでおり、さらなる感染症対策も進めるという。

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