日本政府観光局、2021年度の方針策定、海外向け地域産品のEコマース促進、国内向けには英語サイトの日本語化を加速

日本政府観光局(JNTO)は、2021年度の主な取組方針を策定した。2030年訪日外国人旅行者数6000万人、訪日外国人旅行消費額15兆円などの政府目標の達成に向けて、各国の出入国規制の動向を踏まえつつ、国内外で取組を進めていく。

海外向けには、将来の国際的な人的往来の再開を見据え、SNSやウェブサイトによる観光情報の発信、各種キャンペーンや地方支援を機動的に実施していく。

具体的には、東京オリンピック・パラリンピックを契機とした情報発信を実施するほか、さまざまな外国人が日本各地で多彩なアクティビティを楽しむ動画を配信する「Enjoy my Japan」キャンペーンをグローバルに展開する。

アジアでは、訪日回数2回~5回程度のリピーターと潜在層を対象に地方の体験型コンテンツの販促キャンペーンをOTAとの連携で進める。

また、コロナ禍で厳しい状況にある地方の観光地、観光産業に対する支援として、地域の観光情報の紹介に加えて、地域産品(食品、酒、伝統工芸品など)を紹介。商品を既存または新規のEC店舗と連携して購買を促進する。

さらに、コロナ関連情報の提供や感染症対策を伝えるピクトグラムを作成するなど、訪日旅行の不安払拭に向けた発信を続けていく。

国内向けには、海外事務所・本部職員による国内インバウンド関係者に対するコンサルティング・支援や海外市場動向に関する情報提供に注力するほか、プロモーションの本格的再開に向けて地域の良質な観光コンテンツの収集を実施。さらに、コロナ禍における新たな取組として、英語で制作したグローバルウェブサイト「Travel Japan -The Official Japan Guide」の豊富な観光情報の日本語化を進め、国内向けの発信も拡充していく。

グローバルウェブサイトの日本語化では、体験型観光コンテンツを集めた「Experiences in Japan」ページのうち、263コンテンツはすでに日本語化されているが、新たに日本国内の観光地別および旅⾏者の興味関心別に多様な観光情報を紹介する「Destinations」 と「Things to do」ページについて、約1000ページを新たに日本語化し、公開した。残りのページについても今後日本語化を進めていく考えだ。

詳細資料は、下記からダウンロードできる。

JNTO 資料「2021 年度の主な取組方針を策定」(PDFファイル)

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