東京駅前再開発「TOKYO TORCH」、三菱地所とJTBが連携、地域の魅力発信の一大拠点へ

三菱地所とJTBが、東京駅日本橋口前常盤橋街区の大規模再開発プロジェクト「TOKYO TORCH」(トウキョウトーチ)を活用した地方創生に関する連携協定を4月1日付で締結した。地方自治体・地域の魅力や文化の発信、地域との連携を検討する企業と地方自治体とのマッチング、インバウンド需要復活に向けた首都圏から地方誘客を含む国際交流の拠点としての整備を両社で協力し推進する。

三菱地所が進める「TOKYO TORCH」プロジェクトは、かつて江戸城へ向かう表玄関である常盤橋御門があった東京駅前地区を再開発し、「日本を明るく、元気にする」をテーマに東京・日本をリードするまちづくり、国内外に向けた魅力発信、さまざまなコンテンツ・サービスを実施・計画するもの。全国にネットワークを有するJTBと連携することで、日本各地の魅力を発信する一大拠点としての確立を目指す。

連携第1弾として、すでに一部開業している「TOKYO TORCH Park」や「常盤橋タワー」を活用して熊本の魅力を体感するイベントを2022年夏以降に実施する予定だ。三菱地所も2022年8月、地方創生に学びの要素を掛け合わせ、学生が商売を学んで実践する47都道府県地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」を開業し、JTBも年間スペシャルサポーターとして参画する。

学生経営×地方創生「アナザー・ジャパン」(2022 年夏開業) 

今後は、「TOKYO TORCH Park」などを活用した地域の魅力発信、企業版ふるさと納税の利活用、国際交流拠点としての可能性なども検討するという。

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