【図解】日本人出国者数、6月は17.2万人、国際線の座席数も大幅増加 -日本政府観光局(速報)

日本政府観光局(JNTO)によると、2022年6月の日本人出国者数(推計値)は17万1500人となった。2年ぶりに10万人を超えた2022年4月以降、前月を上回る推移が続いているが、5月の日本人出国者数(13万4013人)から4万人弱の増加となった。

日本発の国際線実績(航空データ:OAG社)にも、入国者数の上限倍増に対する航空会社の対応が表れている。2022年6月に国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)から出発した国際線は、便数は前年比58.8%増の3853便、座席数は58.0%増の93万2436席で、いずれも5割増となった。6月1日に1日の入国者数の上限を2万人に倍増したことも好影響したとみられる。

ただし、日本人出国者数を2019年同月と比べると、88.7%減(2019年同月の実数:152万993人)。少しずつ改善はしているものの、コロナ以前の1割強にとどまっている。

直近の日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

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