【図解】訪日外国人数、6月は12万人、訪日観光ツアー再開も停滞 -日本政府観光局(速報)

日本政府観光局(JNTO)によると、2022年6月の訪日外国人旅行者数(推計値)は12万400人となった。2022年3月に観光目的以外の新規入国を再開、4月に1日の入国者数上限を1万人に拡大してからは2カ月連続で10万人超となったが、右肩上がりの推移はいったん停滞となった。6月は観光目的の訪日ツアーが再開され、1日の入国者数上限も2万人に倍増となったが、その効果は訪日外客数にはすぐに表れなかった。

コロナ以前の2019年の実績と比較すると、95.8%減(2019年の実数:288万41人)だった。

地域別では、訪日客数の多い順に、ベトナムが2万2900人、中国が1万4700人、韓国が1万1200人、米国が9700人、インドネシアが7000人。

航空データOAG社のデータを見ると、国内主要空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)に到着した国際線の便数は前年比47.2%増の3853便、座席数は46.6%増の93万3270席。便数・席数とも前年比で5割増に近い割合で増加し、回復傾向を見せている。

訪日外国人数の月次推移と市場別の数値は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

JNTO資料(対2019年比)より

JNTO資料(対2021年比)より

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