新たなユネスコ無形文化遺産に日本の「山・鉾・屋台行事」が登録、全国33の祭りが対象に

文化庁は2016年12月1日、日本の「山・鉾・屋台行事」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを発表した。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会にて決定したもの。※写真は2016年夏の八戸三社大祭で最優秀賞(青森県知事賞)に輝いた吹上山車組。

ここには、青森初のユネスコ無形文化遺産となる「八戸三社大祭の山車行事」のほか、京都の「京都祇園祭の山鉾行事」、「秩父祭の屋台行事と神楽」「高山祭の屋台行事」など、国指定重要無形民俗文化財となっている全国33件(18府県)の祭りが含まれる。

今回の登録決定を受け、安倍晋三首相はメッセージを公開。「きらびやかな装飾をほどこした、創意あふれる華やかな山・鉾・屋台の巡行。それは、災いを払い、地域の安泰を願う人々の祈りです。日本全国33の祭、幾世代にもわたり地域で受け継いできた『山・鉾・屋台行事』を、誇りを持って後世へと継承し、国内外に発信していきたいと思います」とコメントしている。


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