ANA、国際線のビジネスクラスを刷新、中型機で10年ぶり、個室タイプで空間を再構築

ANAは、国際線の新ビジネスクラスシート「THE Room FX」を発表した。2026年度以降、ボーイング787-9長距離国際線機に順次導入していく。中型機のビジネスクラスを刷新するのは約10年ぶり。

新シートは、航空機シートメーカー大手のSafran Seats社とイギリスのデザイン会社Acumen Design Associate社との協力のもとに開発。中型機ボーイング787のビジネスクラスシートでありながら、2019年から投入されている大型機ボーイング777-300ER 「THE Room」 と変わらない顧客体験を提供していく。

個室ドアと壁を薄型化し、背もたれに曲線ラインを採用したシートを、前後の向きを互い違いに配列することで、空間を再構築。大型機並みの空間体験を可能にし、世界トップクラスの居住性を実現した。

報道資料よりシートは現行よりも横幅を広くし、あらかじめ背もたれをリクライニングさせたプリリクライニング方式を採用することで、リビングのソファのような座り心地を提供。レッグレストを水平にすることでソファからベッドに移行する。

報道資料よりさらに、個室ドアや背もたれ、座席間の仕切りの薄型化によって、座席の軽量化を実現した。

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