米国の観光促進機関「ブランドUSA」、新キャンペーンを開始、AI活用のプラットフォームも提供、2026年は大型イベントが目白押し

米国の公式観光マーケティング機関であるブランドUSAは、新キャンペーン「アメリカ・ザ・ビューティフル(America the Beautiful)」を開始した。2026年はサッカーワールドカップ、建国250周年記念事業「アメリカ250」、ルート66制定100年などの大型イベントが相次いでおり、日本をはじめ海外からの誘客に向けた販促を加速する。

キャンペーンでは、日本を含む世界9市場で、コネクテッドTV、ストリーミング、屋外、デジタル、SNSなど複数のメディアチャネルを通じて広告展開をおこなう。AIを活用した旅程提案エンジン「MindTrip」 を搭載した新たなデジタル・プラットフォームも開設し、旅行者一人ひとりの興味に合わせた旅の提案やインタラクティブマップ、旅程作成ツールなどを備える。サイトは日本語にも対応する。

ブランドUSAによると、訪米旅行者による旅行消費額は、2025年1~7月累計で前年同期比2%増の1470億ドル(約22兆500億円)。年末までに396億ドル(約5兆9400億円)の連邦税収、数百万件の米国内雇用を支え、2025年通年では総額5510億ドル(約82兆6500億円)規模の経済効果をもたらすと予測している。

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