調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
訪日外国人の消費動向、滞在中の「スマホ」利用が急増、情報収集の首位に
観光庁が発表した訪日外国人滞在中の旅行情報収集で役立ったものはスマホが最多。東アジアの訪日客はスマホのみの利用者も多いが、欧米豪の旅行者はパソコンやガイドブックなども併用
国内で訪れたい世界遺産は「屋久島」、「知床」、「小笠原諸島」
リサーチ会社のマイボイスコムが実施した「日本の世界遺産に関するアンケート調査」によると、今後訪れたい世界遺産は「屋久島」が最多、国内の世界遺産の訪問経験者は8割強、認知率では「富士山」がトップだった。
9月の消費は消極的? 出費かさんだ8月からの反動 -生活インデックスレポート
博報堂生活総研がまとめた「生活インデックスレポート・消費動向編・9月版」によると、9月の消費意欲指数は46.8点と、8月の53.3点から6.5ポイント低下。今年2月に次ぐ低水準。理由を夏休みや猛暑対策により出費がかさんだ8月からの反動としている
消費増税前に購入したいもの、3位に国内旅行 -20代・60代は首位に
オリックス銀行の調査で、消費増税前の購入を希望するものとして国内旅行が3位に入った。年代別では60代と20代で1位に。20代は3位に海外旅行も入っており、若者の方が消費増税の影響を受けそうだ。
スマホの国内普及率は28.2%、流通マネーは4兆円に -日経BPコンサルティング調査
日経BPコンサルティングの調査で、国内のスマートフォンの利用率は39.4%に拡大し、普及率は28.5%と約1割増加したと推計。従来の携帯電話の所有者は12.7ポイント減の58.9%。スマートフォン利用者は特に30歳以下で増加。
外国人の東京観光、満足度は8割強、アジア諸国の満足度は低調
東京都を訪れた外国人客の満足度は87.4%。欧米諸国で高く、アジア諸国で低くなる。観光内容は「自然・景勝地観光」、「日本食を食べること」が人気が高く、再訪意欲は9割弱が抱いているという。
ウェブサイト価値、1位は全日空、JALは2位、旅行業では24位のJTBがトップに
日本ブランド戦略研究所は、日本企業237社のウェブサイトの価値を調査する「WebEquity2013」を実施、全日本空輸(ANA)が1323億円でトップとなった。前年の2位から1つランクアップ。2位は、昨年1位だった日本航空(JAL)で1087億円。
過去2年で海外旅行経験者は3割、多趣味の人ほど経験数高く ー「今どきの旅行」調査
オールアバウトの「生活トレンド研究所」が実施した「今どきの旅行調査」で、海外旅行の経験は多趣味の人が多く、趣味の少ない人の2倍以上となることが判明。趣味が全くない人の実施率は17.5%に留まった。
【ランキング】「行ってよかった動物園&水族館ランキング2013」 水族館の首位は沖縄美ら海水族館
トリップアドバイザーが「行ってよかった動物園&水族館ランキング2013」を発表。動物園の1位には国内最多の5頭ものパンダが飼育されている「アドベンチャーワールド」が、水族館の1位にはジンベエザメやマンタの泳ぐ大水槽が人気の「沖縄美ら海水族館」が選ばれた。
2012年モバイル市場は1.5兆円、航空券などサービス系は48%増に
2012年のモバイルコマース市場のうち、旅行チケットなどを含むサービス系市場は48%増の6281億円。ターゲットのビジネスマンがスマートフォンのコアユーザーであることから、事業者の対応が進み、市場拡大につながった。
トラベルズ―、中華圏会員の訪日旅行予定は半数以上、「日本食が大好き」
トラベルズーの調査で、同社の中華圏会員半数以上が1年以内に日本へのレジャー旅行を予定していることが判明。旅行目的は地域によって異なるものの、中華圏の共通項として「日本の食」が上位の目的となった。
東京都、2012年の国内旅行者数は過去最多、訪日客も震災前の水準に
2012年に東京を訪れた日本人旅行者数(延べ)は、前年比11.9%増の4.7億人で過去最高を記録。訪日外国人客は35.7%増の556.2万人で、ほぼ震災前の水準に回復した。
「人気の旅行先1位」はフランス、消費額では課題も―英BBC分析
英BBCニュースが国連世界観光機関(UNWTO)の世界観光統計調査を基に分析。2012年に最も多く外国人旅行者が訪れた国はフランスだが、滞在中における消費額は低く、首都パリでは滞在の長期化や観光客をもてなす温かいムードづくりなどの受け入れ対策が課題となっている。
五輪開催でアピールしたいものは「食文化」 -海外の期待と差異も
gooリサーチの「2020五輪開催地に関する調査」で、日本の期待する五輪開催効果と開催に伴いアピールしたいものと、海外の反応が異なることが判明。日本人が勧めたい「食文化」に対する海外の期待は小さい。
旅行業界の天気予測は「薄日」、2013年度は好転 -帝国データバンク
帝国データバンクの2013年度の業界天気予測によると、旅行業界は「薄日」に好転。富士山の世界遺産登録や円安効果で国内外の旅行者増を見込む。ホテル・旅館業界も「薄日」に改善したが、航空は前年同様「曇り」。
富士山の世界遺産登録、訪日客7割が「知っている」、全員が「登りたい」
富士山の世界遺産登録について、訪日客(中国、韓国、台湾)の約7割が認知。特に中国人は86.0%と関心が高い。富士山への登山意向は、「思う」「どちらかというと思う」の合計は日本人が58.0%なのに対し、訪日客は100%
中国人の海外旅行、クチコミやSNS重視が3割、個人旅行化が進む
ホテルズ・ドットコムの中国人海外旅行者の動向調査で、中国人海外旅行において個人旅行が増える傾向が浮き彫りとなった。旅行のリサーチでは家族や友人の情報を重視。SNSで旅行先を決定する人も約3割に。
消費税増税後、税込・税抜の併記希望増加、高額品ほど強まる傾向に
2014年4月に予定される消費増税後の価格表示について、消費者は「税込表示」をメインに、「本体価格」と「税額」を補助的に加えた3要素の表示を希望。高額商品ほどその傾向は強く、旅行は併記表示が48.4%、税込表示が41.7%。
【ランキング】アジア空港1位はチャンギ、成田は6位 -Agoda調査
ホテル予約サイトAgoda.comが調査対象1万1000人へのアジアの空港調査で、ユーザーが選んだベストエアポートはシンガポールのチャンギ国際空港。2位に香港、3位に仁川が入り、成田は6位。
遊園地・テーマパークの経営企業の収入高ランキング
帝国データバンクは、「遊園地・テーマパークの経営企業」118社の調査結果を発表。2012年の収入高合計は約7286億4000万円で前年同期比0.8%増。増収した地域で「東北」は前期比 4.1%増、「四国」は同 3.4%増など、地方圏にも広がり。