調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
ハワイ、2014年2月の日本人渡航者数は微増、消費額・日数は減少
ハワイの2月の日本人渡航者数は前年比0.5%増の11万9882人。ただし、1人1日あたりの消費額は4.6%減の286米ドル、平均日数は1.1%減の5.71日と減少し、総消費額は5.2%減の1億9570万米ドルとなった。
ASEAN7か国、日本は「最も信頼できる国」、「経済」より生活・文化に関心高く
外務省の「ASEAN7か国における対日世論調査」で、ASEAN各国の「最も信頼できる国」で日本が1位に選出。経済技術以外にも、生活・文化に対する関心度が高いことも判明した。
日本人の海外留学者数が前年割れ、訪日外国人留学生数も減少
文部科学省によると2011年の日本人の海外留学者数は、前年比1.0%減の5万7501人と減少。留学者数の1位・アメリカ、2位・中国で全体の65%強を占める。海外からの留学生も減少している。
成田空港、ゴールデンウィークの出国者数は5.7%減の見込み、近・中距離が人気
成田国際空港は2014年ゴールデンウィークの出国旅客数を、前年比5.7%減の37万3700人と前年を下回る見通しを発表。日並びに加え、円安傾向、消費増税に伴う消費減退、減便・運休等が理由と見る。
旅行の苦情件数、2013年度は6.2%減、納得するまで長時間の傾向に - JATA発表
日本旅行業協会(JATA)によると、2013年度の消費者からの相談件数は前年比6.2%減。件数の減少は、中国・韓国への渡航者数減など、日本人の海外旅行者の減少に伴うもの。強く主張する傾向が強まっている。
主要57旅行会社、海外・国内・訪日ともプラス、国内は13か月連続 -2014年2月
観光庁によると、主要57社の2014年2月の総取扱額は、前年比1.1%増の4552億2136万円。海外・国内・外国人旅行のいずれも前年を超え、特に国内旅行は13か月連続の増加となった。
百貨店売上、3月は駆込み需要で大幅増、訪日外国人の売上は7割増
2014年3月の全国百貨店売上高総額は前年比25.4%増の約6818億円。消費税の増税前の駆け込み需要で、前回の引上げがあった1997年3月の23.0%増を上回る伸び率となった。
スペイン人の訪日旅行、希望9割も経験者は3.5%、一緒に訪れたい国は「タイ」が最多
地中海マーケティング研究所がスペイン人に実施した調査によると、9割が訪日旅行の希望があるにもかかわらず、実際に経験した人は3.5%と少数。アジアへの旅行自体も6割超が未経験。
新聞を「毎日読む」は58%、若い世代ほどネットニュースの接触率高く
新聞通信調査会の世論調査で、朝刊を「読んでいる」人の合計は79.3%。2011年度以前の80%台には回復していない。特に若い年代ほど、新聞離れの傾向が顕著で、インターネットニュースの接触率が高い。
2013年家計消費動向、パック旅行で国内は増加、海外は減少
総務省の家計消費状況調査によると、2013年のパック旅行費の1世代あたり1か月間の支出額(平均)は、国内は2012年より増加したが、海外は減少。地域別では国内1位が東海、海外1位が関東。
タブレットの利用者、アメリカで約4割、日本で約2割
市場調査会社のカンター・ジャパンが日米でタブレットの浸透率を調査。日本が18%、アメリカが37%で、日本は昨年6月末の15%から半年で3%伸びた。
情報セキュリティの脅威ランキング、1位はメール関連、サイト攻撃も上位に
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は情報セキュリティの脅威について、2013年度のランキングを発表。1位はメールを使った組織へのスパイ・諜報活動で、一般企業にまで対象が広がっている。
宿泊旅行実施率、2014年1月~3月は34.6%、関東への旅行が増加
日本観光振興協会によると、2014年1月~3月の宿泊旅行実施率は前年と同率の34.6%、旅行意向に対する実現率は87.6%。旅行目的日別では関東が10.6%と唯一2ケタ台に伸びた。
訪日旅行者の約9割が「満足」、「期待以上」は体験系
観光庁の訪日外国人消費動向調査2013年年次報告書によると、「今回の訪日旅行全体の満足度」は9割強。生活文化や歴史伝統文化体験の満足度が高く、次回の実施希望ではスポーツ関連の活動も上がった。
ネット利用がスマホにシフト、AmazonやYouTubeではPCと逆転
ニールセンが分析した2月のネット視聴率情報によると、スマートフォンの利用者がPCの利用者の7割強に拡大。ネットショッピングや動画もスマホがPCを超え、スマホへのシフトが進んでいる。
サービス業の広報力、全16業種中で14位に、危機管理力に多くの課題
企業広報戦略研究所の上場企業の広報力調査で、サービス業は業界別ランキングで全16業種中14位となった。全領域で平均を下回る中、特に「危機管理力」の低さが指摘された。
注目のウェブサービスは「位置情報」と「画像・動画系」、スマホの動画は15秒が理想的
ジャストシステムの調査で、企業のマーケッターが最も注目しているウェブサービスは「位置情報系サービス」と判明。「画像・動画系」の関心も高く、スマホでのプロモ長さは15秒が理想と回答。
訪日ビザ免除の効果、タイは倍増、マレーシアは初来日が増加
観光庁はASEAN6か国の訪日客の動向について、詳細分析を実施。タイとマレーシアについては2013年の短期滞在ビザ免除前後の比較を行ない、タイはリピーターの増加、マレーシアは1回目の訪日客が増加したことが判明。
楽天、ゴールデンウィーク期間の国内旅行5.7%増、スマホ予約が急増
楽天の2014年ゴールデンウィーク期間の国内旅行予約状況は、前年同期比5.7%増。宿泊のピーク日は5月3日、GW後半の4連休が14.7%増で予約が集中。
2013年日本国内の宿泊料金が10%上昇、円安で外国人旅行者の支払額は減少
Hotels.comの宿泊料金調査によると、2013年の日本国内のホテル料金は前年比約10%上昇した。しかし円安傾向のため、米ドル換算では減少。アジア旅行者の宿泊支払額は最大19%減少。