GWに自宅で楽しむ観光地の企画が続々、未来の旅につなげる絶景動画やSNSキャンペーンなど

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置が続くなか、いよいよ始まるゴールデンウイーク(GW)。緊急事態宣言が発出された東京、大阪中心にステイホームが強く求められるなかで、国内外の多くの観光地が工夫を凝らし、自宅で旅行気分を味わえる動画や活動を発表している。

コロナ禍で持続可能な観光プラン募集も

まずは、国内旅行から。

北海道「星野リゾート トマム」は、ダイナミックな雲海を楽しめる「雲海テラスリニューアル」の動画を公開した。雄大な景色はもとより、雲海テラスのこれまでの歩みも伝える動画を制作。日高山脈を越えて流れ込むダイナミックな雲海は、現地でゴンドラで山頂に登らなければ体験できなかった絶景だ。神秘的な自然現象を、テラスリニューアルの様子とともに自宅で見ることができる。

【星野リゾート トマム】雲海テラスリニューアル


自然、動物を満喫したい人には、神戸どうぶつ王国による「GW限定 ステイホームで王国チャンネル」もおすすめだ。兵庫県への緊急事態宣言の発出に伴う臨時休園期間中を利用し、4月29日~5月9日の期間中、動物たちの様子などを配信する。

コロナ禍で苦難が続く観光産業。観光地からは外出自粛期間中に、日本の観光の未来を考えてほしいとの取り組みも発表されている。京都市観光協会は「京都観光Navi」内の特設ページを通じて、「京都観光 未来への“ホーム”ワーク」を実施。京都観光の新しいアイデアを募集し、持続可能な観光プランの企画を目指す。

東京・渋谷区観光協会では、こくみん共済coop(全労災)、渋谷未来デザインの3団体で、GWに自宅で防災・減災を考える「もしもカンファレンス」を実施。サイネージ掲出、オンラインによるカンファレンスを5月1~14日に開催し、“もしも”を想定しながら、観光客誘致、都市の活性化、魅力的な街づくりの方向性を探る。

海外旅行のアイデア募集や俳優起用の料理動画も

海外観光局も、GWを起点としたプロモーションを活発化している。

長引くコロナ禍で、海外旅行へ渇望している人も少なくないだろう。イタリア政府観光局は、各地の春をオンラインで楽しめるサイトをオープン。絶景写真や動画で、コロナ明けの需要獲得を目指す。

オーストラリア政府観光局は4月27日から、公式SNSアカウントを通じたキャンペーンを開始。「オーストラリアに行けるようになったらこれしよう!」というおすすめポイントを募集し、オリジナルマップガイド2021年版を作成する。完成したデジタルマップ&ガイドは参加者全員に提供し、情報を採用した人の中から抽選でプレゼントも用意する。新型コロナウイルスの影響で旅行を自粛せざるを得ないなか、将来の渡豪への興味や関心を促す目的だ。

フィリピン政府観光省では、俳優・高杉真宙さんを起用したフィリピン料理動画。海外渡航がままならない中、自宅での料理を通じて旅気分を味わう趣向となっている。手作り料理をSNSでシェアするとプレゼントがもらえるキャンペーンと連動して開催中だ。

【#おうちでフィリピン】俳優の高杉真宙さんとフィリピン料理を作ろう!


また、森ビルが運営するショッピングモール・お台場ヴィーナスフォートでは、毎年人気のハワイアンイベントをオンラインに切り替える。4月29日~5月30日の期間中、本場ハワイのミュージシャンによるパフォーマンス映像を配信するほか、サイト限定のオリジナルフラやタヒチアンダンスショー、ハワイアンライブを届ける。ステイホーム中の自宅でも楽しめるよう、オンラインマーケットでのハワイアングッズ取り扱いも拡大する。

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