京都市、修学旅行向けに立命館ツアー、キャンパス内の堆肥づくりや学食での食物循環など「脱炭素」学ぶ

京都市は、修学旅行プログラムとして「脱炭素修学旅行 立命館大学キャンパスツアー」を開始する。立命館、JTB、エムケイホールディングスと連携・協力して実施。京都への修学旅行生は年間約75万人。京都での脱炭素に関する学習・探究を経て、経験を自分たちのまちへ持ち帰ることを期待するとしている。

「脱炭素修学旅行 立命館大学キャンパスツアー」の対象は小学生・中学生で、立命館大学生が主体としておこなっている脱炭素の取り組みを実際に見て、学び、体験できるプラン。案内役は現役の立命館大学生で、キャンパス内の堆肥づくりと腐葉土の現場、大学食堂の食物循環システムなど多彩なプログラムに加え、キャンパスでの学生生活についても紹介する。また、移動時にEVタクシーを利用することなども提案する。

なお、京都市は国が進める2050年カーボンニュートラルに向け、2030年度までに家庭・業務の電力消費に伴うCO2排出実質ゼロを目指す地域に指定されている。サステナブルツーリズム推進を目指すワーキンググループで脱炭素転換を進めるスポットをEVタクシーで巡って学ぶ体験型学習ツアーの企画、京都らしい脱炭素アクションを体験できる修学旅行のコンテンツ造成などを検討していた。

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