帰らない日は家賃不要の「ユニット」、香港の不動産投資企業とファンド組成、ホテルなどの「宿泊+賃貸」モデル導入を後押し

帰らない日は家賃がかからないホテル・サービスアパートメントを企画・運営する「Unito(ユニット)」は、香港の不動産投資企業Trivium Asset Managementとともに、月単位で滞在可能な家具家電付きサービスアパートメント「フレキシブル賃貸」、ホテル、民泊に特化した不動産ファンド「ジャパン・リビング・グロース・ファンド」を組成した。

100億円規模のファンドで、ビジネスモデル特許「リレント」を導入した家賃変動型ホテル・レジデンス、マンスリー・ミドルステイ滞在物件、東京、京都、大阪、福岡のホテルを対象に投資を進めていく。リレントとは、賃貸物件を居住者が不在の日は、民泊などとして貸し出し、その収入分の家賃を減額する料金システム。

Unitoは、「住む」機能を持つレジデンスに「泊まる」要素を組み合わせ、繁忙期には民泊・ホテルを活用した宿泊施設、閑散期には賃貸として不動産を運営する「二毛作運営(宿泊と賃貸を組み合わせたモデル)」を全国136棟849室で展開している。

今回のファンド組成を通じて、フレキシブル賃貸や民泊市場の拡大を後押していく考え。また、不動産価値の最大化、空き家の有効活用も促進していく。

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