
未来づくりカンパニー社が企画・運営する「未来づくりエクスペリエンス」は、石川県能登町で新たな体験型観光プログラム「能登発酵ツーリズム」の販売を開始した。
このプログラムでは、能登に根づく「海と発酵」の結びつきを現地で体感し、その背景にある知恵と人々の営みを学びながら、持続可能な食文化としての価値を未来へとつなげていくことを目指す。能登半島では、魚醤「いしる」や長期熟成の味噌、醤油、米飴、日本酒など、海と山の恵みを発酵の知恵で磨き上げた独自の食文化が根付いている。
ツアーでは、能登町松波で約500年受け継がれる伝統の甘味「松波米飴」を守り続ける横井商店、江戸時代に創業し、明治から醤油造りを続ける高田醤油店、天然醸造の手づくり味噌をつくる新出商店などをめぐる。
インバウンド向けの1泊2日のプライベートツアーとして、海外の富裕層や文化体験に関心を持つ旅行者を対象に展開していく。