
世界4000以上の都市で手荷物預かりネットワークを展開するBounce(バウンス)はこのほど、京都市観光協会(DMO KYOTO)と提携を開始した。
京都観光協会は、京都での手ぶら観光推進を掲げるサイト「HANDS FREE KYOTO」を運営しており、同サイトのマップ上でBounce拠点を簡単に見つけて、事前に手荷物預けを予約できるようにする。Bounceは京都駅に加え、京都河原町、清水寺周辺など人気観光スポット付近にも拠点を展開していることから、連携によって事業拡大を図る。また、コインロッカー不足を解消し、旅行者が身軽に観光を楽しめる環境づくりにつなげる。京都は世界有数の観光都市として旅行者数が増加を続ける一方、大きなスーツケースを市バスや公共交通機関に持ち込むことによる混雑や不便が社会課題となっている。
Bounceは、旅行中や外出先で荷物を一時的に預けたい人と、空きスペースを有効活用したい店舗・施設をつなぐ手荷物預かりプラットフォーム。なお、京都観光協会が運営する「HANDS FREE KYOTO」の手荷物預け検索では、同社のほか、Ekubo Cloak(エクボクローク)などとも連携している。