旅行会社

楽天の2014年度通期決算によると、2014年1年間の同社の国内EC流通総額が2兆円を超え、連結営業利益は1000億円超に。三木谷氏は、これを「一つの節目」と表現。トラベル事業では年間の予約流通総額6380億円に。

オリコンによる顧客満足度ランキングで、旅行会社（国内旅行）ランキングの総合1位にはJR九州（九州旅客鉄道）、2位はH.I.S.、3位は日本旅行となった。評価項目別や目的別、地域別ランキングではそれぞれ異なる傾向に。

一休は2014年度第3四半期決算でも過去最高益を達成。宿泊予約事業の取扱額は2ケタ増を維持。取扱室数と1室あたりの平均単価とも伸びており、特に平均単価は前年よりも2454円増加。

KNT-CTホールディングスの2014年12月の総取扱額は5.8％減の390億円。国内、海外、訪日のいずれの部門で前年を下回り、訪日旅行は2ケタ減だった。2014年通年ではほぼ前年と同じ結果に。

JTBと東急電鉄はアライアンスを強化し、東急電鉄直営の「テコプラザ」をJTB総合提携店「東急トラベルサロン」として展開。全14店舗を順次リニューアルする。訪日分野でも宿泊や商業施設の利用拡大を予定。

JTB中国四国は、愛媛県宇和島市の特産品である「宇和島 本真珠」を用いた海外流通事業を開始。「メイド・イン・ウワジマ・ジャパン」がキーワード。

トラベルサイト「旅の発見」は温泉アプリをバージョンアップ。日帰りプランの「こだわり検索」で全国約900のプランを選ぶことができる。

クラブツーリズムは、訪日旅行（インバウンドツアー）に電源設備やWi-Fiを完備した専用大型バスを導入。2月2日出発のバスツアーより運行を開始している。

エイチ・アイ・エス（HIS）は、民事再生法の適用を申請したスカイマークの第2位株主として、2015年1月30日に保有株式の情報を発表。2月2日の終値は19円で、前週末から約9割の暴落。

HISと資本提携をしているジャパンホリデートラベルは、訪日外国人向けの行動支援アプリの加盟店募集を開始。台湾・香港・中国・タイからの旅行者を対象に飲食店など「タビナカ」利用でポイントが貯まるもの。

高速バスのウィラーアライアンスが運行を引き継ぐ「北近畿タンゴ鉄道」の概要を発表。名称を「京都丹後鉄道」に変更し、4月1日の運行開始を目指す。

エイチ・アイ・エス（HIS）は2015年1月29日に開催した取締役会で、人事戦略（日本・海外）担当の上席執行役員に坂口克彦氏を選任した。

クルーズプラネットは、カジュアルクルーズ客船「コスタビクトリア」をチャーターし、船上で歌声喫茶を実施。シニア層への訴求力を高めていく。

JTBと西日本鉄道(西鉄）は訪日旅行者への観光コンテンツ・サービス拡充に向けたて提携。第1弾はバスツアーなど訪日旅行者向けの国内旅行商品11コースの販売。今後は、「タビナカ」サービスの展開検討も。

楽天は、千葉県内の「楽天市場」や「楽天トラベル」の契約店舗サポート体制強化を目的に千葉支社を開設。全国16番目の支社で、関東エリアでは横浜支社、さいたま支社に次いで3ヵ所目。

H.I.S.は、京都市内に訪日旅行専門店を新設。個人旅行の外国人を対象に4か国語で情報提供。各種旅行手配、お土産販売、手荷物預かりサービス（有料）、インターネット・Wi-Fiの無料提供、 SIM カード販売、海外送金サービスなど。

KONOIKE（鴻池運輸）グループ傘下の日本空輸が、タイを拠点とした訪日外国人旅行事業に参入。バンコクに現地法人設立。

日本旅行が2015年2月1日付けで管理職の人事異動を発表。記事中に詳細を記載。

旧近畿日本ツーリストの元社長・太田孝氏が、2014年1月19日に逝去された。享年70歳。

日本旅行の2014年11月の販売総額は、前年比0.5％減の373億円で。国内旅行は前年を上回ったが、海外旅行が13.1％減と大きく下回った。