世界の旅行トレンド2015発表、中国のシェアリングエコノミー浸透など8つポイント -ユーロモニター調査

WTM会場での発表模様

ユーロモニターは、世界最大規模の観光産業の国際会議・展示会「World Travel Market」に提供する「WTM Global Trends Report」の特別レポート「世界の旅行トレンドレポート2015」を発表した。ユーロモニターはWTMに調査データを提供するオフィシャルパートナーを10年務めており、先ごろ開始された2015年の同展示会にあわせて発行したもの。

同レポートは変化の激しい旅行業界のトレンドを予測するもので、今回は以下の8つの注目の動きをピックアップし、その概要を発表した。このなかでは、中国におけるシェアリングエコノミーの浸透を指摘。海外旅行慣れした消費者に受け入れられ、Airbnbのような空室賃貸仲介サイト「Tujia(途家)」「Xiaozhu(小猪)」「Mayi(螞蟻)」や、カーシェアの「Kuaidi(快递)」が誕生しているほか、AirbnbやUberも展開しているという。

また、アフリカでITのスタートアップ企業が急増し、アフリカの半分以上の国に「テックハブ都市」が誕生するなど、ビジネス渡航者の急成長も予測。インドでは物理的な障壁で銀行口座を持たない5億人の未開拓市場に向け、予約はネットカフェや旅行会社、支払いは現金の「キャッシュオンデリバリー旅行」が拡大していることなども報告している。


【ユーロモニター 世界の旅行トレンドレポート2015】

  1. アメリカで導入され始めている「期限を定めない休暇」
  2. トラベル3.0 :スマートトラベル時代の到来
  3. ITスタートアップ企業がアフリカの顔を変える
  4. シェアリングエコノミーはいよいよ中国へ
  5. これから注目される旅行先はイラン
  6. ヒップスター達はAirbnbを使って定番の観光地を外した「こだわりの旅」へ
  7. 銀行口座を持たないインド人に向けた「キャッシュオンデリバリー」旅行
  8. 高級ホテルの運営はクラウドソーシング・クラウドファンディングへ

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