世界7か国の旅行意識調査、旅先は従来の人気都市より"セカンドシティー"、割高でも「キャンセル規定が柔軟な旅」が人気

アメリカン・エキスプレス・インターナショナルは、日本を含む世界7か国で実施した旅行意識調査の結果を発表した。これによると、世界各地で旅行再開への強い期待がみられるとともに、コロナ禍の生活が始まって1年がたち、消費者の旅行に対する概念が大きく変わっていることが見受けられたという。

例えば、ラグジュアリートラベルに求める要素では「自分に合わせてカスタマイズされた体験」(回答者の64%)とともに、「プライバシー」(63%)、「厳しい基準での衛生管理」(57%)が多く、アメックスでは「感染リスクを最小限に抑えながら記憶に残る旅行体験をすること」(40%)をラグジュアリートラベルと捉える消費者が増えていると説明。

また、旅行先を選ぶ観点では、密など感染リスク回避のために旅行先は従来人気だった人口の多い大都市から、旅行先としてこれまで思い浮かぶ場所ではなかったセカンドシティーが人気になっているという。

予約に関しては、33%が「料金が高くてもキャンセル規定が柔軟な方を選ぶ」と回答。「旅行の計画があると楽しみが増える」(85%)、「どうしても旅行に行きたいので、今後キャンセルしなければならない可能性があるとしても、旅行の予約をするつもり」との回答も40%を占めた。旅行に対する強い意欲は、アメックスが手配したカード会員の国内旅行予約件数にも表れており、2021年3月の予約件数は同年1月と比較し、航空券は1.8倍、宿泊予約は2.1倍に増加したという。

一方、コロナ以前は人気だったSNSでの旅行体験の共有については、52%が「今年は、旅行に対する非難を受けないように、自分が旅行に行ったことをSNSでシェアするのはこれまで以上に用心する」と回答。政府要請などに反して旅行をした人を非難する現象「トラベル・シェイミング(旅することが恥)」を恐れ、控える人が増えると展望した。

調査は2021年1月15日~24日まで、世界7か国でオンラインで行なった。対象国は、日本、米国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、インド、イギリス、米国で、各国1000人(米国は2000人)。

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