英国、入国時の電子渡航認証の取得確認を厳格化、公式アプリで16ポンド、渡航前に航空会社が確認

写真:dpa(ロイター通信)

英国政府は、実証期間を経て、2026年2月25日から入国者の電子渡航認証(ETA)取得を厳格化すると発表した。ETAは、2025年4月から欧州、米国、オーストラリアなどの国籍の旅行者に義務付けられているが、周知期間としてこれまでのところ確認はほとんど行われていなかった。

英国内務省は、「2026年2月25日以降、ETAを所持していない旅行者は、航空機など交通機関に搭乗できず、英国への合法的な渡航も認められない」と強調している。

航空会社などの交通機関は。渡航前に旅行者のETA保有を確認する必要がある。ETAはパスポートに紐付けられ、公式アプリで取得するのが一般的。料金は16ポンド(約3280円)。

取得には、申請者のパスポート写真と、9歳以上は顔写真をアップロードすることを求められる。また、就労状況や犯罪歴に関する質問にも回答する必要がある。

※ポンド円換算は1ポンド205円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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