
日本郵政と日本郵便は、2025年8月1日~9月30日の期間中、宮城県東松島市でNFTを活用した観光体験プロジェクトを実施する。市内の観光スポットをめぐるクエスト型のデジタルスタンプラリー参加者やオリジナルフレーム切手の購入者に、東松島市にちなんだNFTを道の駅東松島をはじめとした市内各地で配布。NFTを通じて地域内施設割引などの特典提供、情報発信をおこない、観光需要喚起を図る。
東松島市では例年、「東松島夏まつり」「松島基地航空祭」を開催しており、日本郵政グループもブルーインパルスを題材としたオリジナルフレーム切手を発行している。プロジェクト中は市内6カ所の郵便ポストもブルーインパルスのデザインにラッピングし、NFT配布スポットとして周遊してもらえるようにする。
なお、日本郵政グループは社会課題に取り組む企業や地方自治体などに社員を派遣し、共同で新規事業創出に取り組む「ローカル共創イニシアティブ」施策の一環として、NFTを活用した実証実験をおこなっており、東松島市は島根県石見銀山エリアに続く第2弾となる。