調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
旅行の国際収支が55年ぶりの黒字、単月では6か月連続 -財務省速報(2014年度)
財務省が発表した2014年度中の国際収支状況(速報)で、旅行収支が2099億円となり、1959年度(昭和34年度)以来55年ぶりに黒字を記録。2015年3月には、サービス収支全体が遡及可能な1985年以来初の黒字転換へ。
海外旅行の予約前に利用する情報は旅行会社サイト、自宅パソコンの利用が96% ーGfK調べ
海外旅行の予約プロセス調査で「インターネット上の情報を参考にする」との回答が7割以上に。ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン調べ。
スマホ保有率が6割超に拡大、iPhoneシリーズが約半数 -MMD研究所
MMD研究所の2015年4月の携帯端末購入に関する定点調査で、回答者のスマートフォンの所有率は62.5%と6割を超えた。機種別では、iPhoneシリーズが50.1%で半数。
癒されたい「今どき男子」の約3割が一人旅を希望、楽天トラベル利用の宿泊予約は若者が1.8倍に -楽天調査
楽天トラベルは18歳~24歳の若者の旅行動向に関するアンケート調査と、旅行実績の分析結果を発表。2014年の国内旅行実績では宿泊予約数が1.8倍と大幅に増加、多くの若者が旅行をする傾向。
米国ホテルの会員プログラム満足度調査2015、首位はヒルトンHオナーズなどでポイントの利便性が高評価 ―J.D.パワー
J.D.パワーによる米国ホテルの会員プログラム顧客満足度調査で、デルタ・プリビレッジとヒルトンHオナーズが同率首位を獲得。ポイントの利用・獲得しやすさや特典の豊富さなどが満足度に直結。
【図解】訪日外国人数、直近12カ月をグラフで比較してみた ―韓国・中国・台湾・香港の部(2015年3月)
【比較グラフシリーズ】訪日外国人数の直近12カ月の国別比較版(2015年3月韓国・中国・台湾・香港)。2014年7月以降9カ月にわたって4カ国すべてが前年比を上回り、3月として過去最高を記録。
箱根町の売上6割を占める観光業、火口周辺規制の長期化に懸念 - 東京商工リサーチ
東京商工リサーチが噴火警戒レベルが引き上げられた箱根町の観光関連企業の実態を調査。箱根町に本社を置く企業258社のうち観光関連企業は115社でほぼ半数、売上高は全業種の59.1%にのぼる。
訪日外国人の旅行消費額が6割増の7000億円超、中国1人当たり支出が30万円超で牽引 -2015年1~3月期
観光庁によると、2015年1~3月期の訪日外国人全体の旅行消費額は前年比64.4%増の7066億円で、初めて7000億円台に。5期連続での最高値更新の主因は、中国人の1人あたりの支出額増加。
バブル世代のアラフィフ女性は買い物前に入念に情報収集、テレビ・ネット・新聞などでトレンド把握
リサーチ・アンド・ディベロプメントは、45歳から54歳までの「アラフィフ世代」の女性に関する意識や現状に関する調査レポートを発表。新旧複数メディアを利用して情報収集を行う傾向が明らかに。
ゆるキャラ人気1位の「ぐんまちゃん」の経済効果は19億円、広告宣伝効果は23億円見込み -群馬経済研究所
「ゆるキャラグランプリ2014」で優勝したご当地キャラクター「ぐんまちゃん」の関連商品の売上による県内への経済波及効果は19億円、広告宣伝効果は23億円。グランプリ優勝で大幅増に。
観光庁、ビッグデータによる外国人旅行者の行動調査を開始、つぶやき分析や位置情報などで
観光庁は、ビッグデータの活用による訪日外国人旅行者の行動・嗜好・ニーズ分析を実施。2015年5月1日より春期のデータ収集を開始。年度内に4回、SNSやアプリを通じて嗜好や人口動態を調査する計画。
世界141か国の観光競争力ランキング2015、日本は9位で過去最高、安全やおもてなしが高得点 ー世界経済フォーラム
世界経済フォーラム「旅行・観光競争力レポート2015(Travel and Tourism Competitiveness Report)」で、日本は過去最高の9位。項目別では「顧客対応」「鉄道インフラ」が高評価。
モバイルでのネットショッピング、日本と韓国が初の5割超え、年末には6割の予測 ―Criteo
デジタル広告・マーケティング事業を行うクリテオ(Criteo)のレポートによると、2015年第1四半期の世界全体でのモバイル利用率は約3割、日本と韓国は調査開始以来初の5割超に到達。
外国人宿泊数、41%増の1237万人泊、和歌山県と島根県では倍増に ―2014年第4四半期・観光庁
観光庁の2014年第4四半期(10月~12月)宿泊旅行統計調査(暫定値)と2014年年間値(速報値)によると、第4四半期ののべ宿泊者数は前年比2%増の約4億1972万人泊。
性的少数派の旅行消費規模は1052億円、文化活動に積極的で人口構成は7.6%に -電通・LGBT調査2015
電通は、LGBT層が全体の7.6%、市場規模は5.94兆円との推計。旅行消費規模は1052億円でカルチャー活動の消費が活発。電通はこの消費を「レインボー消費」とした。
旅行者を理解する感情曲線、旅行中にテンション下げる要因を分析 - IMJ調査
過去3カ月以内に国内旅行に出かけた人の旅行体験における感情の動き調査で、旅行先で期待と実際のギャップが大きい場合に「テンションが下がる」様子が判明。アイ・エム・ジェイ(IMJ)調査。
東アジアからの訪日旅行者、支出総額50万円以上は14.1%、爆買いは「山分け買い」 - 電通調べ
電通の全社横断プロジェクト「チーム・クールジャパン」の調査で、訪日観光客数一人あたりの買い物の平均支出額が倍増の17万4円に。「山分け」理由で購入商品数が増加。
国内の宿泊予約サイト評価ランキング2015、総合1位は「じゃらんnet」、複数客室の一括検索が高得点に ―モーニングスター
「国内宿泊予約サイトランキング」の総合1位はリクルート「じゃらん」、「JTB(国内宿泊)」「一休.com」のなどが上位にランクイン。モーニングスターによる調査で、トップ12サイトを発表。
訪日外国人の百貨店売上、花見ツアーで倍増続く -全体は駆込み消費の反動で2ケタ減(2015年3月)
日本百貨店協会によると、2015年3月の全国百貨店売上高のうち、訪日外国人の売上高は前年比118.6%増と倍増。下旬からの花見ツアーの増加を受け、客数も151.7%増と大幅な成長が続いている。
地域名産品の知名度ランキング、1位は北海道「白い恋人」、県内・県外評価に大きなギャップ -インテージ
全国のふるさと名物の知名度ランキングで1位は北海道「白い恋人」、2位が京都府「生八ッ橋」、3位が沖縄県「ちんすこう」に。県外・県内評価に大きなギャップも。インテージリサーチ調査で。