訪日インバウンド
訪日インバウンドに関連する最新情報をお届けします。
2012年ビザ発給数は約198万件、東南アジア増加、中国は9月以降減少
外務省によると、2012年の在外公館のビザ発給件数は、前年比46.5%増の198万6539件。中国が最多で、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピンの5ヶ国で全体の約8割となった。
東京商工会議所、「東京の観光政策に関する要望」を決議、東京ブランドの推進を
東京商工会議所の観光委員会は、「東京の観光政策に関する要望」のなかで東京への旅行意欲を醸成するための「東京ブランド」を強力に発信することが重要と明記した。
富士山、6月にも世界文化遺産へ、イコモスが勧告
文化庁によると、世界文化遺産として推薦中の「富士山」「鎌倉」についてICOMOSが「富士山」は「記載」、「鎌倉」は「不記載」と勧告。6月13日からの世界遺産委員会で、最終決定が行なわれる
2012年のホテル料金、日本は2%上昇-震災から回復 -ホテルズ・ドットコム調査
ホテルズ・ドットコムは、2012年の日本全体の宿泊料金が、前年より2%上昇したと発表。特に主要都市で上昇し、例えば東京は4%増、京都は1%増、大阪は2%増となった。
訪日外客数、2013年3月はプロモーション強化で好調 ー85万人台は通年単月で過去2位
2013年3月の訪日外客数(JNTO推計値)は、前年比26.3%増の85万7000人で、3月として過去最高を記録。通年単月でも2010年7月の87万8582人に次いで2番目に多い結果となった。
ヒルトン・ワールドワイド、MICEキャンペーンを実施-日本進出50周年記念で
ヒルトン・ワールドワイドは日本進出50周年を記念し、MICEキャンペーンを実施。国内傘下ホテルでのグループ&ミーティング利用で条件を満たした場合、プレミアムグッズのプレゼントや無料宿泊を提供する。
観光庁、東南アジア対象のトラベルマート初開催、海外120社が参加予定
観光庁は5月17日、東南アジア6ヶ国が対象の「Japan-ASEAN Travel Mart2013」を初開催する。海外からは約120社、国内からは約200団体の参加を予定。また、全国10コースでのFAMトリップも実施する。
丸の内ホテル、オンライン予約が大幅増加 -外国人客の動線に対応
丸の内ホテルは、オンライン予約からの収益を大幅に向上させた。GDSへの接続、ユーザー動線の改良、サイトへの誘導に成功したものでネットを通じた直接予約が大幅に増えているという。
JTB九州、欧州で訪日旅行を誘致へ-KLMオランダ航空の福岡就航で
JTB九州はKLMオランダ航空(KL)の福岡就航を機に、オランダで「福岡・九州観光プロモーション」を実施。東京や大阪に比べて認知が低い福岡と九州をアピールし、欧州からの外客誘致を図る。
楽天トラベル、ゴールデンウィークの海外予約は微増、国内は2割増に
楽天トラベルのゴールデンウィーク期間(2013年4月27日~5月6日)の予約状況は、海外宿泊が前年比2.6%増の微増となった。国内旅行は20.2%増と好調。インバウンドも2倍の伸びとなった。
WHO、鳥インフルエンザでの渡航制限を勧告せず-中国当局と注視
厚生労働省によると、世界保健機関(WHO)は4月3日時点、入国時の特別なスクリーニングや渡航、貿易の制限を勧告しない認識を示した。また、中国政府の監視、国民への予防対策の励行などの対応を紹介している。
訪日客の消費動向、2012年は減少-旅行満足度は年々増加
観光庁によると、2012年の訪日外国人が旅行中に支出した金額(推計)は、一人当たり11万1983円で、2011年より1.7%減少。1位が中国、2位が米国、3位が香港で、東南アジア3カ国の一人当たり消費額も高い
観光庁、新たに6つの観光圏を認定-八ヶ岳、阿蘇くじゅうなど
観光庁は新たに、観光圏整備事業を実施する観光圏を認定。富良野・美瑛、八ヶ岳、阿蘇くじゅうなど6区域などが対象に。
ムスリム観光客受け入れのデジタルパンフ作成-日本アセアンセンター
日本アセアンセンターはASEANからのムスリム観光客の受け入れに関する基本情報をまとめたデジタル・パンフレットの提供を開始。宗教や文化的な習慣の違いなど、受け入れの注意すべき点や、受入事例も掲載している。
訪日外客数、2013年2月は3割増 ―円安と旧正月で大幅な伸び
日本政府観光局(JNTO)が発表した2月の訪日外客数(推計値)は、前年比33.1%増の72万9500人。旧正月時期の変動や円安傾向で、大幅に増加した。台韓国も訪日旅行への割高感が解消され、36.9%増に。
観光立国推進閣僚会議を開催、夏までに基本方針策定
2013年3月26日の閣議で内閣総理大臣が主宰する観光立国推進閣僚会議の開催が了承された。観光立国の実現に向け関係行政機関が連携し、夏をめどにアクション・プログラムを策定する。
訪日リピーター、韓国は都市型、台湾は文化満喫型へシフト-JTB総研調査
JTB総合研究所の「韓国、台湾からの訪日旅行に関する調査」によると、訪日リピーターほど温泉や日本文化への関心が高い。しかし、韓国人は買物や食事など活気ある都市型観光を好み、台湾人は寺社の街並みや文化体験など、日本の歴史文化への関心が高い
訪日外客と飲食店にギャップあり-食とサービスの満足度は高く
訪日客と飲食店の認識にギャップがあることが金沢市で行われた調査で判明。意思疎通を不安視する飲食店側に対し、訪日客はおおむね満足している。ただし、メニューの外国語表記への満足度は期待ほど高くなかった
観光庁、訪日促進SNSキャンペーンに1.7万人超が参加、受賞者決定
観光庁によると、2012年9月から約半年実施したSNSキャンペーン「Share your WOW! -Japan Photo Contest-」の参加者は1万7070人、投稿写真は3万8817枚。7名の受賞者を決定し、表彰式と体験ツアーをプレゼントした。
南海電鉄、グローバルサイトを全面刷新-関西への訪日を強化
南海電鉄グループはグローバルサイトを全面リニューアルし、3月38日から運用を開始する。南海グループの観光やアクセス宿泊等のアピールのほかFacebookも開設し、関西エリアの訪日旅行情報を提供していく