調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
東京オリンピック期間の国際線、日系航空会社の提供座席数は増加なし、全体の13%にとどまる —シリウム調べ
航空データ分析大手のシリウムの調査によると、日本の航空会社が提供した総座席数に占める国際線の割合は、大会前および大会期間中でわずか13%。五輪期間でも国際線の供給が増えていなかった。
旅行者の位置情報によるデータ戦略に転機、アップル社スマホのプライバシー保護機能強化で、今すぐできる取り組みを考察した【外電】
アップルが、次期iOSに搭載するプライバシー保護機能を発表。これまで取得できていたユーザー側の「IPアドレス」情報が入手不可となり、デスティネーションPR戦略に転機が訪れる可能性。
2021年7月の宿泊者数が8ヶ月ぶりに3000万人超え、GoTo実施期並みに、外国人宿泊者数も昨年比で大幅増 ―観光庁(速報)
2021年7月の日本人延べ宿泊者数は前年同月比29.9%増(2019年同月比26.6%減)の3007万人泊だった。3000万人泊を超えるのは昨年の11月以来8ヶ月ぶり。
今後1年以内の旅行意欲高いのは20~30代と男性シニア層、海外旅行は20代、緊急事態宣言発令は「影響しない」が35%に — JTB総研調査
JTB総合研究所が「新型コロナウイルス感染拡大による、暮らしや心の変化および旅行に関する意識調査(2021年8月)」の調査結果を発表。1年以内に旅行を予定・検討している人は34.5%。ワクチン接種後の会食や旅行は、「積極的にしたい、している」は8.6%にとどまる。
デイアライブ社、「デジタルに強い観光組織の作り方」をテーマにウェビナー開催、デジタル人材育成のポイントも ―9月8日開催(PR)
自治体やDMO、観光事業者向けにデジタルマーケティング支援をおこなうデイアライブが、2021年9月8日、「デジタルに強い組織の作り方」をテーマとするウェビナーを開催。
世界の旅行者に起きている予約判断の変化、「サステナブル」や「多様性」の旅行に高い意欲、一方で日本は8か国で最下位に
エクスペディア・クループは、コロナ後に向けた旅行への影響を調査。日本を含む世界8カ国約8000人への聞き取りで、旅行に対する価値観が変化している結果に。
世界の旅行系ベンチャー企業、資金調達件数が21%増、買収は5%減に、2021年7月の実績で
大手データ分析のグローバルデータ社によると、今年7月の世界の旅行業界の買収(M&A)、未公開株、ベンチャー企業の資金調達を含めた企業取引の件数は計69件となり、前年同期の74件から6.8%減少。
中小事業者の観光DXの実態とは? デジタル化への「特有の課題」と成功事例から見る「乗り越えた壁」を整理した -トラベルボイス調査レポート(PR)
遅れをとる観光産業のデジタル化。DX推奨が叫ばれる中、トラベルボイスは日本の中小観光事業者の実態から課題、DXに成功した事業者の事例を調査。NECソリューションイノベータとの共同レポートで発表。
2021年上半期のアジア太平洋のホテル稼働率、北東アジアは50%、豪シドニーはロックダウンで7月後半15%に急落
データ分析会社STRは、2021年上半期のアジア太平洋におけるホテル稼働率を調査。中国を含めた北東アジアの2021年上半期の稼働率は50%。再びロックダウンを実施したオーストラリアでは、7月26日から8月1日のシドニーの稼働率が15.6%に落ち込み。
不確実性がさらに増す旅行市場、世界に広がる旅行への慎重な姿勢、「パンデミック以前より海外に行く」は7%止まり
データ分析会社STRは、2021年7月に実施した世界の旅行者の意識調査を公表。パンデミック収束後のレジャー旅行について、より慎重になっている傾向が表れた。「海外旅行に行く可能性は低い」割合が増加。
日本人の国内旅行消費額、昨年比80%増の1兆8000億円も、2019年比では70%減、宿泊旅行単価が低下 ―2021年4月~6月(速報)
2021年4月~6月の日本人国内旅行消費額(速報)は、前年同期比80.1%増の1兆8091億円となった。2019年同期比では69.8%減。一人一回あたり旅行単価は同5.3%増の2万8666円(同21.5%減)に。
【図解】日本人出国者数、2021年7月は4.3万人 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)が発表した7月の日本人出国者数は4.3万人。
【図解】訪日外国人数、東京五輪開催の7月は5.1万人 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)が発表した7月の訪日外国人旅行者数は、5.1万人。
阪急交通社のオンライン販売強化への一手、ウェブ広告で見えた購買行動と社内の意識改革とは?(PR)
オンライン販売の拡大を目指す阪急交通社が、ヤフーとともにウェビナーとウェブ広告の分析に取り組んだ。その経緯と手法、成果とは?
英国で海外旅行ブームが起きるか? 2022年に本格回復の予測、国内旅行の高騰とワクチン接種の加速で
グローバルデータ社が、英国の旅行市場を予測。国内旅行の価格高騰が続いているため、2022年には国内旅行を避ける旅行者が海外旅行に移行か。ワクチン接種が進むことで、国内旅行のメリットが薄れると分析。
北米のホテル満足度調査2021、総合評価は2019年を上回る、需要喚起の割引でコスパに高い満足度
「 J.D. パワー 2021 年北米ホテル宿泊客満足度調査」によると、総合満足度は830ポイントで2019年比では10ポイント高水準。ホテルスタッフの対応に対する満足度がやや向上。
観光分野のレジリエンス(復活力)とは? その意味と仕組みを考えてみた【コラム】
回復力や復活力を意味する言葉、「レジリエンス」の定義や仕組みとは? 公益財団法人の主任研究員が、観光分野の側面から整理・考察したコラム。
日本人が休暇で解放されたいのは「日常の家事」、フランス人は「同じ道を歩くこと」、エクスペディアが国際比較調査
エクスペディアの調査によると、日本人は休暇を取ることで日々の家事から解放されたいと強く感じている結果に。「毎日同じ道を歩くこと」や「毎日同じ人に会うこと」からの解放は調査対象地域のなかで最も低い割合に。
アジア太平洋の定時運航率トップはANA、国際空港は羽田が世界1位、大型空港では福岡がトップに、シリウムが2021年7月版を公開
航空データ分析を提供するシリウムの調べによると、2021年7月のアジア太平洋の定時運航率トップはANAで95.22%。国際空港分野で羽田空港が95.32%でトップ。大型空港分野では、福岡空港が95.53%でトップとなった。
宿泊業の倒産は4割減、資金繰り支援で抑制、一方で小・零細企業に疲労感が強まる ー2021年1~7月
2021年1~7月の宿泊業倒産は37.9%減の累計49件だった。資金繰り支援で抑制されている一方、倒産は中堅規模から息切れが見え始めた小・零細規模へ広がりをみせている。