調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
【図解】日本人出国者数、9月は5.2万人 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)が発表した9月の日本人出国者数は5.2万人。
アジア地域の消費者行動に変化を与える5つのキーワード、進化する「サステナビリティ」、需要の「コト消費」への移行
ユーロモニター社がアジア太平洋地域の経済成長を分析した最新レポートを発表。デジタルライフ、ウェルネス、サステナブル、便利な暮らし、体験のテーマかせアフターコロナの消費傾向を考察。
世界で「ワクチンパスポートに個人データ提供する」は93%に上昇、サステナブル旅行を「もっと安価に」は44%
アマデウスの世界9カ国調査によると、デジタル健康パスの運用での個人の健康データの共有については93%が許容。サステナブル旅行は、およそ半数(46%)が環境に優しい交通手段を選ぶと回答。
Z世代の旅行先探しはインスタ保存機能が人気、情報収集はSNSで、一方でメール利用は減少傾向でも4割超えに
リクルートじゃらんリサーチセンター「マジ☆部」は、Z世代の価値観に関する調査を実施。SNSの利用状況については、2014年度はLINEがトップだったが、2021年度はYouTubeがトップに。
英国から米国への旅行市場、友人親類訪問が牽引、2024年には2021年比で倍増か
データ分析会社のグローバルデータは、英国から米国への友人親類訪問(VFR)の人数は、2021年の1060万人から2024年には2050万人に倍増するとする分析結果を明らかに。
利用時間でインターネットが初めてテレビを上回る、平日はメール、休日はSNSで利用時間が長い傾向に
総務省情報通信政策研究所の情報通信メディアに関する調査報告書によると、全世代の平日の「インターネット利用」が168.4分となり、「テレビ(リアルタイム視聴)」(163.2分)を初めて上回った。また、平日の「メール利用」では、40代から60代は40分を超えた。
2021年9月までの休廃業・解散、ホテル・旅館はすでに前年超え、過去10年で最多に、懸念される諦めムード
帝国データバンクによると、2021年1-9月の観光関連の休廃業・解散が前年から大幅に増加。「ホテル・旅館」(143件)は既に前年を上回り、2015年以前と比較しても過去10年では最多に。先行きへの諦めムード拡大の兆候も。
星野リゾート、カテゴリ別のブランド戦略を加速、旅館「界」と都市観光ホテル「OMO」、星野ブランドから自立目指して
星野リゾートが「界」と「OMO」の施設表記を変更。今後の展開にも言及。
世界の上位300空港のうち14%がコロナ前よりも利用者が増加、国内線の好調で、減少は東アジアに集中
航空データを提供するシリウムによると、世界上位300の空港(2019年のランキング)のうち14%の空港で、2021年7月から9月に出発座席数が2年前の同時期よりも増加。特に中国とロシアで多く見られた。
中国、大型連休「国慶節」の旅行者数減少、旅行消費額は増加、消費行動に変化か
AP通信によると、今年の国慶節の中国人旅行者は前年同期の70%の延べ約5億1500万人と減少したが、旅行消費額は同60%増の3890億人民元(約6.6兆円)となった。中国人の消費傾向がサービスや娯楽に移行か。
国内大手45社の総取扱額、緊急事態宣言の影響で低い伸び、2019年比では依然として80%以上の減少 ―2021年8月(速報)
国内の大手旅行業45社・グループの2021年8月の総取扱額は前年同月比17.8%増の783億2865万円。前々年(2019年)同月と比較すると依然として83.8%減。緊急事態宣言などで前年比でも伸び悩んだ。
世界最強パスポート2021、今年も日本が1位、シンガポールと同率で、192カ国・地域にビザなし渡航が可能
英国の調査会社ヘンリー&パートナーズが発表したパスポートランキングによると、ビザなしで渡航できる国・地域が最も多いのは日本とシンガポール。日本は4年連続1位に。
世界のサステナブル観光地トップ100、日本から最多の12地域、京都市や奄美大島、阿蘇市など
持続可能な観光地の国際的な認証団体「グリーン・デスティネーションズ」は、2021年の「トップ100選」を発表。日本からは最多の12市・地域が入選。京都市、釜石市、ニセコ町が2年連続で選ばれた。
米大手旅誌の魅力的な世界の大都市ランキング2021、トップ3を東京・大阪・京都が独占、東京は昨年6位から1位に返り咲き
米大手旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー」が発表した読者投票ランキングの「世界で最も魅力的な大都市トップ10」で、東京、大阪、京都がトップ3を独占。また、国別ランキングでも日本が第3位に選出された。
なぜ多くのウェブサイトが中国から閲覧できないのか? 100サイト調査でわかった3つのポイント(PR)
アフターコロナのインバウンド商戦をひと足早く勝ち抜くカギとなる多言語サイトだが、特殊なのが独自のネット環境を持つ中国向けのウェブサイト。デイアライブが中国市場向けのサイト構築に関する対策を解説した。特別価格での提供も紹介。
世界の海外旅行者数、2021年7月は復調傾向に、観光収入では2019年を超える国も
国連世界観光機関(UNWTO)は、2021年7月の世界の海外旅行者が前年同月の3400万人から5400万人に増加したと発表。2019年同月の1億6400万人からは67%減だが、2020年4月以降では最多となった。
2021年8月の宿泊者数はコロナ前から半減、9カ月ぶりに3000万人超えも、トップシーズンに第5波が直撃 ―観光庁(速報)
2021年8月の延べ宿泊者数は、前年同月比6.5%増(2019年同月比51.6%減)の3047万人泊だった。3000万人を上回るのは昨年11月以来。客室稼働率は全体で35.8%。
宿泊施設のクチコミが稼働率に影響、イマイチ評価も「信頼」の獲得に、評価と投稿数の相関性など考察した【外電】
データ調査会社がこのほど、エアビーアンドビーやバーボなどが扱う民泊など、「ホテル以外」の宿泊施設の評価について分析。宿泊客によるレビューの影響が大きい結果に。
京都の紅葉シーズンは宿泊需要が急回復か、8月は前年比30.4%増も低稼働率、緊急事態宣言による団体減で旅館の稼働率は9.0%に
2021年8月の京都市内100ホテルの日本人宿泊者数は前年同月比30.4%増。客室稼働率は前年同月の3.4ポイント増の26.8%。紅葉シーズンに入る11月の客室稼働率予測値は22.7%までの回復を見込み、今後の行動規制緩和などによって大幅に数値が上向く可能性も。
レジャー白書2021、国内観光旅行は首位から陥落し4位に、一方でGoToが旅行実施に貢献
日本生産性本部が「レジャー白書2021」を発行する。2020年の余暇関連市場は前年比23.7%減の55兆2040億円に。前年1位だった国内観光旅行は、移動自粛から約2000万人減少、4位(約3390万人)に下落。GoToトラベルが旅行実施に影響した割合は76%に。