調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
主要レジャー施設の4割がチケット代を値上げ、テーマ―パークは半数超え、変動価格制の導入進む ―帝国データバンク
全国の主なレジャー施設は、2025年に約4割の施設が値上げ。フリーパス料金の平均は約5000円でダイナミックプライシングの導入、一般券(入場券)との格差の広がりも。
訪日外国人の旅行消費額、2025年4〜6月は2割増の2.5兆円、1人あたり支出トップは英国、中国は1割減
2025年4~6月期の訪日外国人消費額(1次速報)は、前年同期比18.0%増の2兆5250億円。一般客1人あたりの旅行支出は同0.1%減の23万8693円で、ベトナムが36.7%増に。
【図解】訪日外国人数、2025年6月は338万人、中国が韓国抜き首位に返り咲き、最速で累計2000万人を突破 -日本政府観光局(速報)
2025年6月の訪日外国人旅行者数(推計値)は338万人。年間累計2000万人を過去最速で突破。ただし、香港では前年比3割減に。
【図解】日本人出国者数、2025年6月は13%増の105万人、2019年比では31%減 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)によると、2025年6月の日本人出国者数(推計値)105万人。
はとバス、インバウンド客向け都内観光「英語コース」は直近12ヶ月で1.6倍、需要に合わせた増便が奏功
はとバスの2024年度(会計年度2024年7月1日~2025年6月30日)の東京観光利用者数が前年度比3%減の53万8609名だった。このうち、英語で案内する外国語コースは同64.5%増の2万890名。
レジャー白書2025発表、仕事より余暇重視派は67%で過去最高、潜在需要トップは海外旅行
日本生産性本部余暇創研は、「レジャー白書2025」(速報版)を公表。余暇活動の参加率は「国内観光旅行」が、48.3%で3年連続の1位。潜在需要では、前年と同様に、「海外旅行(17.6%)」が1位に。
和歌山市、4月から5月の外国人宿泊者数は8割増、万博効果と分析、中国・韓国が急増
和歌山市の2025年4・5月の宿泊数が前年同期比13.7%増の18万2666人に。外国人は同82.4%増の2万8630人で、シェア15.7%。東アジアからの来訪者が顕著。
大阪・関西万博、ユニバーサルツーリズムで移動支援サービスが好評、9割が満足 ―関西イノベーションセンター
関西イノベーションセンターは、運営する身体的不自由を抱える人を対象とした移動支援サービス「LET’S EXPO」の利用者の満足度や改善点を明らかにする調査を実施した。
若年富裕層「令和リッチ」、物価高でも消費が増加、国内・海外旅行とサブスク消費が加速、読売広告社が調査
新たな消費をけん引する20~40代の若年富裕層、物価高でも消費・可処分所得は増加傾向で、背景には副収入が後押ししているようだ。特に国内・海外旅行とサブスクリプションの消費が大幅に加速している。
アジア富裕層の旅行トレンド2025発表、ウェルネス重視は10ポイント増の90%、つながり感じる場所への再訪にも意欲
マリオットが、世界7カ国の富裕層を対象にしたラグジュアリー・トラベルに関する意識調査の結果を発表。ウェルネス体験を旅行先選びの重要な決定要因として挙げた旅行者は90%に。
日本人の「宿泊旅行」消費増、誰がこの市場を支えているのか? 観光統計から読み解いてみた【コラム】
国学院大学・観光まちづくり学部の塩谷英生教授が観光統計の読み解くコラム。今回は、日本人の国内旅行の基本統計「旅行・観光消費動向調査」について。
夏休み旅行動向予測2025、海外旅行者数は21%増、人気は欧州と韓国が首位で16%、遠距離と近距離の二極化傾向 ―JTB調査
JTBの2025年夏休み期間(2025年7月15日~8月31日)の旅行動向見通しによると、総旅行者数は、前年比0.8%増の7464万人。海外旅行者数は、同20.8%増の244万人となる見通し。
HIS、2025年夏休みの予約動向を発表、海外・国内ともに予約数1割増、海外人気のホノルルは為替や増便が影響
HISの夏休み予約動向。海外旅行、国内旅行ともに予約者数が前年比で1割弱増えるなど好調に推移。人気出発日は海外旅行がお盆前の8月9日、国内旅行が7月27日。
世界の山岳リゾートの最新事情を取材した、日本は5位、米国では国内での価格高騰で海外志向に、気候変動はスイスに影響
「国際スノー&マウンテンツーリズムレポート2025」で、世界のスキー市場は気候変動とデジタル化の遅れが課題となっていることが明らかに。日本は訪問回数の減少が最も顕著で、回復の兆しがみられない状況も。
高速バスをホテル代わりに利用する乗客が増加傾向、万博効果で大阪への訪問ニーズも高まる ―ウィラー会員調査
WILLER EXPRESS(ウィラーエクスプレス)の調査によると、「宿泊料金の高さを理由に夜行バスを利用したことがある」との回答は68.5%。前回比で4.1ポイント、前々回比で6.2ポイントの増加。
大阪・関西万博、「行きたい」が急上昇、来場者の満足度は7割超え、行列と費用の不安解消が急務 ―三菱総研調査
大阪・関西万博の来場意向が高まり、すでに行った人の満足度が7割を超えたとの調査結果。障壁は、「混雑や行列に関する不安」「チケットの価格が高い」が上位。
国交省、「関係人口」推計人数を発表、22%2262万人が特定地域に関わり、年間訪問日数は8日以上が31%
国土交通省は、「地域との関わりについてのアンケート」調査結果を公表。18歳以上の居住者のうち約2263万人(推計値)。そのうち、訪問系関係人口は約18%。
2025年版「サステナブル」旅行調査を発表、日本人旅行者は世界より意識低く25% ―ブッキング・ドットコム
ブッキング・ドットコムは、2025年版「サステナブル&トラベル」に関する調査の結果を発表。日本は依然として世界水準よりも低い意識が伺える結果に。居住地でのインバウンド受け入れの意識でも世界と差。
今夏、「ジャングリア沖縄」が開業する沖縄県の家賃、北部で上昇、シングル向きマンションは2022年比43%増
不動産情報サービスのアットホームは、「沖縄県の家賃動向調査」を実施。今年7月に「ジャングリア沖縄」が開業する北部の上昇率は全ての面積帯で南部を上回った。
ナビタイム、静岡のラグビーチームと試合日の混雑緩和へ実証実験、アプリ活用で公共交通へ誘導、CO2排出量削減も可視化
ナビタイムジャパンは、ジャパンラグビーリーグワンの「静岡ブルーレヴズ」と共同でヤマハスタジアム周辺道路や駐車場の混雑緩和およびCO2排出量削減を目指す実証実験を実施。