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エールフランス-KLM、スカンジナビア航空の過半数の株式取得へ、事業の安定化と欧州内外への路線網拡大を
エールフランス-KLMは、SASの過半数の株式を取得する手続きを開始すると発表。事業の安定化と欧州内外への路線展開および供給量の拡大を進めていく。
トランプ大統領、米国の国立公園で外国人の入場料値上げを要求、増収分は保全活動や維持管理費に
ロイター通信によると、トランプ大統領は2025年7月3日、国立公園の外国人観光客向け入場料を引き上げることを求める大統領令に署名。増収分は国立公園の保全活動や維持管理プロジェクトに充当。
米・独立記念日の休暇期間、米国人旅行者数が過去最多に、航空運賃下落で欧州が人気、行き先は遠距離と近距離の二極化
ロイター通信よると、2025年7月4日の独立記念日の休暇期間中に旅行をする米国人は過去最多になる見込み。国際線の平均航空運賃は1年前と比べて大幅に下落していることも追い風に。
カナダ観光局、新ブランドを発表、3つの「オープンネス」を旅行者に訴求、日本市場は重点市場に位置づけ
カナダ最大の旅行商談会「ランデブーカナダ2025」がマニトバ州ウィニペグで開催された。カナダ観光局は新ブランド「Canada, Naturally.」を発表し、「本物の体験」で世界のデスティネーションとの差別化を図る。
ツアーグランプリ2025発表、国土交通大臣賞は「モンゴル乗馬ツアー」が受賞、旅行する意義を掘り下げた企画が多数
日本旅行業協会(JATA)が「ツアーグランプリ2025」の受賞者を発表。国土交通大臣賞は、モンゴルでの乗馬ツアー。これからの旅行会社のツアーの方向性を示す、新たな観点のツアーが多数。
夏休み旅行動向予測2025、海外旅行者数は21%増、人気は欧州と韓国が首位で16%、遠距離と近距離の二極化傾向 ―JTB調査
JTBの2025年夏休み期間(2025年7月15日~8月31日)の旅行動向見通しによると、総旅行者数は、前年比0.8%増の7464万人。海外旅行者数は、同20.8%増の244万人となる見通し。
HIS、2025年夏休みの予約動向を発表、海外・国内ともに予約数1割増、海外人気のホノルルは為替や増便が影響
HISの夏休み予約動向。海外旅行、国内旅行ともに予約者数が前年比で1割弱増えるなど好調に推移。人気出発日は海外旅行がお盆前の8月9日、国内旅行が7月27日。
日本旅行業協会、「旅行業務取扱管理者定期研修」をオンラインで通年実施、受講から修了書発行まで
日本旅行業協会は、2025年6月30日から募集を開始する「旅行業務取扱管理者定期研修」を受講から修了書発行までオンラインで完結できるようにする。インターネットを利用したオンデマンド形式の動画配信のみとし、随時受け付ける。
日本旅行業協会、「SDGsアワード」大賞に近畿日本ツーリスト、誰もが旅を楽しめる社会実現を目指すツアー
第3回「JATA SDGsアワード」大賞に、近畿日本ツーリストの「『温泉を楽しみたい』をあきらめない!オストメイトのための温泉日帰りツアー~障害者差別解消法の改正施行をきっかけに、誰もが旅を楽しめる社会の実現を目指して~」が選ばれた。
クラブツーリズム、「涼しい旅」で夏の国内ツアー、北海道・釧路で5連泊や、夜間・午前の観光など旅程にひと工夫
クラブツーリズムは日本の夏に出かけたい「涼」にこだわった「涼旅」ツアーを企画。避暑地を訪れるだけでなく、暑さを避ける夜間や午前中の観光、美術館など涼しい屋内観光を盛り込んだ企画を強化。
熊本県・阿蘇で窓ガラスない特別オープンエア車両、日帰りバスツアーで運行開始
九州産交バスと産交バスは2025年7月20日から、日帰りバスツアー「ASO Caldera LINE」を運行する。オープンエア車両の使用、事前予約制、地元高校とのコラボなど工夫を凝らした。
世界の山岳リゾートの最新事情を取材した、日本は5位、米国では国内での価格高騰で海外志向に、気候変動はスイスに影響
「国際スノー&マウンテンツーリズムレポート2025」で、世界のスキー市場は気候変動とデジタル化の遅れが課題となっていることが明らかに。日本は訪問回数の減少が最も顕著で、回復の兆しがみられない状況も。
無謀な登山者の救助費用は誰が負担すべきか? 米国で議論が活発化、自然保護区での救助要請が増加の一途
ロイター通信は、米国の自然保護区で増加する救助要請について、その費用を請求すべきかどうかの議論をリポート。法制化に動く自治体がある一方、費用の請求に反対する声も根強い。
北陸3県の地方銀行が、観光コンソーシアム設立、観光起点に広域で地域価値の創造へ
北陸三県の地銀グループが「北陸観光コンソーシアム」を設立した。観光庁の事業受託を起点に、北陸の行政や民間事業者を巻き込んだ観光振興の起点を目指す。
英トラベルテックショー2025、スタートアップ最優秀賞は、旅行業界向けAIソリューション開発会社
TravelTech Show 2025で、最も優れたスタートアップに贈られる「先駆者賞」(トレイルブレイザー・アワード / Trailblazer Awards)発表。旅行業界向けAIを開発する「Acai」。
国交省、「二地域居住」の促進で先導的取り組み14件を採択、デジタル住民票やテレワーク長期滞在など
国土交通省は、令和7年度「二地域居住先導的プロジェクト実装事業」として、官民連携のコンソーシアムが実施する先導的な取組14件を採択。
JAL、マイル活用しての「二地域居住」提供開始、1県6市町を含む全12団体とコンソーシアム組成
JALは、1県6市町を含む全12団体と、JALマイルを活用する二地域居住推進プログラム「つながる、二地域暮らし」を2025年9月から12月にかけて提供。参加者の募集開始は7月中旬。
ギリシャも猛暑、観光客は暑さ対策に追われる、建設作業員は屋外活動の禁止も
ロイター通信は、猛暑に見舞われたギリシャを訪れた観光客をリポート。アクロポリスを訪れた観光客は傘や扇風機で身を守り、地元住民は屋内に避難。
高速バスをホテル代わりに利用する乗客が増加傾向、万博効果で大阪への訪問ニーズも高まる ―ウィラー会員調査
WILLER EXPRESS(ウィラーエクスプレス)の調査によると、「宿泊料金の高さを理由に夜行バスを利用したことがある」との回答は68.5%。前回比で4.1ポイント、前々回比で6.2ポイントの増加。
大阪・関西万博、「行きたい」が急上昇、来場者の満足度は7割超え、行列と費用の不安解消が急務 ―三菱総研調査
大阪・関西万博の来場意向が高まり、すでに行った人の満足度が7割を超えたとの調査結果。障壁は、「混雑や行列に関する不安」「チケットの価格が高い」が上位。