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旅行テックの国際会議「TIS2022」、タビナカ予約の間際化、サステナブル旅行の理想と現実の乖離、など最新トレンド分析をまとめた
2022年11月2~4日、スペインで国際イベント「ツーリズム・イノベーション・サミット(TIS)2022」が開催された。そこで展開された主なトピックをまとめた。
最優秀デジタルイノベーション受賞は「ダブリン市議会」、スペインで開催のツーリズム・イノベーション・サミット2022、革新的取組みで各賞を発表
「ツーリズム・イノベーション・サミット2022」がスペインのセビリアで開催され、各賞の受賞が発表。AIとデータ分析を活用して利便性や付加価値の向上を成し遂げた企業などが受賞。また、サステナブルツーリズムに対する取り組みも表彰。
スイスのサステナブル観光の5本柱、共通認証制度などの戦略を政府観光局CEOに聞いた
スイス政府観光局が観光産業でのサステナビリティの取り組みを強化。その取り組みを来日した同局のマルティン・ニーデッガーCEOに聞いた。共通の認証制度「スイステナブル(Swisstainbale)」を含めた5本柱から航空と鉄道の連携まで。
欧州、来春に新しい入国システム導入か、指紋採取と生体認証、審査時間が長くなる懸念も
米観光産業ニュース「Skift」によると、欧州連合(EU)は、2023年5月からEU以外の国からの入国者に対して、指紋採取と生体認証チェックの導入を計画。導入されれば、入国審査時間での待ち時間が長くなるとの懸念が出ている。
京都市内のホテル稼働率、10月はコロナ発生後では最高の64%、GoTo期間超え、外国人宿泊数は9月の4倍、韓国人旅行者が急増
2022年10月の京都市内116ホテルの客室稼働率が、前月からは9.3ポイント増、前年同月からは24.9ポイント増の63.7%に。外国人観光客入国制限緩和と「全国旅行支援」が下支え、コロナ禍となってからの最高値。
近場より遠方への旅行希望者が半数まで増加、実際の宿泊旅行予定者は、コロナ発生後で最高の34%
じゃらんリサーチセンターの最新「国内宿泊旅行ニーズ調査」によると、実際に国内宿泊旅行を予定している人の割合は、2020年3月の調査開始以来最高の33.6%に。
旅のサブスク「HafH(ハフ)」、宿泊施設向けシステムを強化、韓国企業の買収でレベニューマネジメントを強固に
旅のサブスク「HafH(ハフ)」運営のKabuK Styleが、韓国でレベニューマネジメントシステムを開発・提供する韓国「HEROWORKS社」を買収。宿泊施設向けシステムを強固に。
3年ぶりの台湾国際旅行博、日本から55団体が訪日旅行をアピール、海外勢で最大規模、蔡英文総統も立ち寄り
台湾観光協会が3年ぶりに台北市で開催したITF2022の日本ゾーンには海外ブース最大となる55団体95ブースが出展。会期中の入場者数は前年比72%増の19万5366人に上った。
リピート率8割を超える観光地の秘訣とは? 観光資源の価値を高めたカナダの成功事例を聞いた -トラベルボイスLIVEレポート
「観光の高付加価値化」とは? スペックではなく、情緒的価値を高めて観光資源の価値を高めたカナダの事例を聞いてきた。
エア・カナダ、来夏の日本路線は2019年上回る座席供給へ、水際対策緩和後のインバウンド予約が絶好調
エア・カナダは、2023年夏期スケジュールの日本/カナダ路線を、復便や機材の大型化によって2019年同期を約5%上回る供給量で運航へ。国際営業担当ヴァイスプレジデントのルッシ氏が日本市場への期待を話した。
ダイナースクラブ、カード会員から旅行の問合わせが急増、沖縄や北海道でクルマ旅のリゾートが人気
高いステイタスを持つクレジットカード会員の旅行傾向。ダイナースクラブが発表。国内旅行都市部の贅沢ホテルステイと沖縄・北海道での車旅が人気。
ユナイテッド航空、羽田/ニューヨーク線を開設、1月6日から週3便で
ユナイテッド航空が羽田/ニューアーク(ニューヨーク)線を2023年1月6日から週3便体制で開設する。同社の日本発米国本土行き路線は、羽田発3路線、成田発4路線、関西発1路線の計8路線へと拡大。
東京メトロ、アマゾンで24時間乗車券を発売、前売券100枚か50枚のセットで
東京メトロが「東京メトロ24時間券」をAmazonで販売開始した。乗車券をオンラインで通年販売するのは初めての取り組み。オフィスに常備、駅で購入する手間を省くといった需要を見込む。
テレコムスクエア、JR東京駅にも「WiFiBOX」を設置、12月1日から、国内プランは無制限1日840円
テレコムスクエアは、Wi-Fiレンタル「WiFiBOX」をJR東京駅1F八重洲中央改札内の「NewDays 八重洲中央改札内」に設置、2022年12月1日からサービスの提供を開始。
ふるさと納税「ふるなびトラベル」、返礼品のポイントをタビナカ体験でも利用可能に、都内アンテナショップでも
ふるさと納税の旅行版「ふるなびトラベル」がリニューアル。ポイントを使える店舗を、これまでの宿泊施設から旅行先での飲食や体験、都内のアンテナショップにも拡大した。
宿泊施設のゲスト向けタビナカ予約アプリ、滞在中の館内施設、周辺観光の体験を可能に
顧客体験(CX)プラットフォームを提供するアクティバリューズが、宿泊施設専用のタビナカアプリ「VERY」の提供を開始。館内の予約決済だけでなく、周辺の観光予約も可能に。
ダイナテック、宿泊予約システムに「空室カレンダー」を標準装備、直感的に予約の促進へ
ダイナテックは、宿泊予約システム「Direct In S4(ダイレクトインエスフォー)」の標準機能として空室カレンダーページをリリース。客室タイプごとの空室状況を一覧で確認でき、そのまま予約へと進むことが可能に。
山形県・酒田DMOが挑む「観光で稼げる地域」への変革、ファン創出や高付加価値化で目指す新たな観光のカタチを聞いてきた
2022年5月に設立された山形県「酒田DMO」。デジタル田園都市国家構想推進交付金を活用してDX推進、既存コンテンツの切り口を変えて、来訪者の裾野を広げようとしている。観光で稼げる地域を目指す「酒田DMO」の取り組みを取材した。
2022年ホテル宿泊客満足度調査、部門別で「OMO」「スーパーホテル」がそれぞれ首位、進むスマートチェックイン利用
J.D. パワー ジャパンのホテル宿泊客満足度調査によると、「エコノミーホテル部門」「ミッドスケールホテル部門」ともコロナ禍前を上回る高い満足度水準を維持。チェックインでセルフサービス利用割合もコロナ前から増加傾向続く。
JTB、35年ぶりにリブランディング、来年4月からロゴ刷新、多様なビジネスの広がりを表現
JTBは、 事業活動とブランド構築活動の両輪でリブランディングを実施。2023年4月からコーポレートロゴを刷新するのに先立ち、第1弾としてコーポレートサイトをリニューアル。多様なビジネスの広がりや深みを伝えていく。