航空
国内外の航空会社・空港関連の最新情報をお届けします。
地方空港がカギを握る、インバウンド6000万人時代、空港の国際化と観光振興に必要な戦略とは?
訪日6000万人時代に向けて、地方空港の役割が重要に。国交省・前航空局次長の蔵持氏が航空シンポジウムで語った空港国際化と観光振興のカギをレポート。
JALとNTT、関係人口の動向をデータで探る実証開始、国内4空港と周辺地域で、顧客データや位置情報など活用
JAL、JALカード、NTTドコモの3社は、地域を訪問する旅行者と地域の関わり方や訪問傾向を明らかにする実証実験を開始。新千歳、南紀白浜、高松、福岡の国内4空港とその周辺地域が対象。
JALグループ、好調なインバウンド、法人需要の回復で増収増益、EBITは第1四半期として過去最高
JALグループは、2026年3月期第1四半期業績(2025年4月1日~6月30日)を取りまとめ。売上収益は、前年同期比11.1%増の4710億円。EBITは同105.7%増の455億円で第一四半期として過去最高に。
ANA、売上高が過去最高に、インバウンド需要で国際線が好調、一方で国内線はビジネス客戻らず苦戦
ANAは、2026年3月期第1四半期決算を取りまとめ。売上高は過去最高は5487億円を計上。国際線旅客では欧州新規3路線の搭乗率が約8割。収入は8.8%増加の2062億円に。
JAL、特別塗装機「ガンダムJET」で大阪の空を飛ぶツアー、大阪万博のガンダム館の入場券付き
JALは、大阪関西万博の開催を記念して、特別塗装機「JALガンダムJET」に搭乗する特別チャーターツアーを2025年8月29日に実施。機内や到着後に特別イベントも。
HIS、「空飛ぶクルマ」体験を販売、大阪のイベントで、丸紅エアロスペースと将来的な展開を協議
エイチ・アイ・エス(HIS)は、米国LIFT AIRCRAFT社製一人乗りの空飛ぶクルマ「HEXA(へクサ)」関連イベントで「HEXAのシミュレーター体験事業」の販売およびプロモーションを行う。
高付加価値タビナカ体験エクスペリサス社、新たに3.5億円の資金調達、ANAやHISらが出資
高付加価値体験の開発・販売を行うエクスペリサス社は、3.5億円の資金調達を実施。ANA未来創造ファンド、エイチ・アイ・エス(HIS)などが出資。
アメックス、羽田空港にカード上位会員向け新ラウンジを開業、アジアでは4番目、日本文化を象徴する空間に
アメリカン・エキスプレスは、羽田空港第3ターミナルの4階に、アメリカン・エキスプレスのカード会員専用の「センチュリオン・ラウンジ」をオープン。
JALマイルの活用で「二地域居住」を体験するプログラム、6地域で参加者募集を開始、移動費を軽減で促進へ
JALマイルによって移動費を抑えながら二地域居住の体験ができるプログラム「つながる、二地域暮らし」の参加者募集がスタート。対象は6地域で2025年12月31日まで。
ユナイテッド航空、成田/高雄線を開設、台湾南部の観光拠点に毎日運航
ユナイテッド航空は2025年7月11日、成田/高雄線を毎日運航で開設した。機材はボーイング737-800型機で、座席数はエコノミークラス150席、ビジネスクラス16席。4時間半でつなぐ。
地域航空トキエア、「長岡花火」で遊覧飛行、上空から花火を観覧、大人1名2万7800円から、すでにキャンセル待ち
トキエアは、2025年8月2日に行われる「長岡まつり大花火大会」を上空から観覧する遊覧飛行を実施。長岡市街地外周を約20分間遊覧。
エミレーツ航空、大阪で航空券予約できるリアル店舗を開業、旅行情報の提供も、多言語のコンサルスタッフが常駐
エミレーツ航空が「エミレーツ・トラベル・ストア大阪」をオープンした。国内外の旅行者に航空券の予約、旅行の情報提供や提案をおこなう店舗。日本語を含む多言語のコンサルティングスタッフが常駐する。
キャセイ航空、世界100都市への就航を達成、日本路線でもサービス拡充、地方路線の拡大にも意欲
キャセイパシフィックと香港エクスプレスは2025年6月、世界100都市への旅客便就航を達成。香港エクスプレスの仙台線など、今年は18都市を追加した。
北海道・オホーツク地域の観光で、4市町めぐる交通電子チケットが拡大、JALと斜里バスが参画、手荷物当日配送サービスも
網走バス、JAL、JR北海道、斜里バスの4社は交通連携電子チケット「網走&小清水&知床ぐる旅パスポート」を発売。オホーツク流氷館の入場チケットやJALの手荷物当日配送サービスも。
羽田空港で国産SAF(持続可能な航空燃料)の供給開始、東京都が回収した廃食用油を活用
羽田空港で定期旅客便への量産国産SAFの供給が開始。日揮ホールディングスが東京都と連携して回収した廃食用油を原料の一部として、大阪府堺市の製油所で量産されたもの。
エールフランス-KLM、スカンジナビア航空の過半数の株式取得へ、事業の安定化と欧州内外への路線網拡大を
エールフランス-KLMは、SASの過半数の株式を取得する手続きを開始すると発表。事業の安定化と欧州内外への路線展開および供給量の拡大を進めていく。
JAL、マイル活用しての「二地域居住」提供開始、1県6市町を含む全12団体とコンソーシアム組成
JALは、1県6市町を含む全12団体と、JALマイルを活用する二地域居住推進プログラム「つながる、二地域暮らし」を2025年9月から12月にかけて提供。参加者の募集開始は7月中旬。
北東アジアの旅行動向、2027年にはネット予約が6割の予測、航空座席の供給増はLCCの成長がカギ -WiT Japan 2025
旅行テックの国際会議「WiT Japan2025」では、旅行調査会社フォーカスライトと航空データOAGが、北東アジアの旅行マーケットに関する最新データを共有。オンライン旅行市場規模から、旅行者数の将来を予見するデータも。
ANA、NDC航空券を拡大、トリップ・ドットコムでアジア12市場で販売、変更・払戻手続きも可能に
ANAは、トリップ・ドットコム上でのNDCによる航空券販売市場をアジア12市場に拡大。トリップ・ドットコム上で、基本的な変更・払戻の手続きや付帯サービスの購入が可能に。
フィンエアー、顧客価値向上へ会員プログラムに新機能、労使交渉の道筋がつき「新たなフェーズ」へ
フィンエアーのトゥルッカ・クーシストCEOは、パイロットとの労働協約交渉で合意を受けて、「次のフェーズとして、カスタマーバリューの向上を進めていく」と語った。