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国内外の航空会社・空港関連の最新情報をお届けします。
欧州から米国への旅行者減少で航空運賃が下落、トランプ政権の政策が大西洋横断路線に影響
ロイター通信は、米商務省旅行観光局(NTTO)のデータとして大西洋横断路線の航空運賃がパンデミック前の水準まで下落しているとリポート。欧州から米国への旅行者が減少していることを示す結果に。
JAL、燃油サーチャージを値下げ、2025年8~9月発券分、ハワイは往復2万7000円
JALは、2025年8~9月に発券される航空券に適用する燃油サーチャージを現行から引き下げる。往復でハワイ線が2万7000円、韓国線が4000円など。
格付け会社の航空会社ランキング2025、総合トップは2年連続でカタール航空、ANAは5位、JALは9位
スカイトラックス社は、「2025ワールド・エアライン・アワード」を発表。総合ランキングのトップは、前年同様にカタール航空。ANAが5位(前年4位)、JALが9位(前年6位)といずれも順位を下げた。
ANA、国際線のビジネスクラスを刷新、中型機で10年ぶり、個室タイプで空間を再構築
ANAは、国際線の新ビジネスクラスシート「THE Room FX」を発表。2026年度以降、ボーイング787-9長距離国際線機に順次導入。中型機のビジネスクラスを刷新するのは約10年ぶり。
ANA、機内Wi-Fiを拡充、国際線は2030年末までに全クラス無料、国内線は8月から動画視聴も可能に
ANAが機内Wi-Fiサービスを拡充。国内線はYouTubeなどの動画視聴を可能に。国際線も機内ネット機器を順次改修した機材、今後導入する新造機で全クラス無料で高速インターネット環境を導入する。
スペイン・カタルーニャ州、バルセロナ空港の拡張計画を承認、環境保護と誘客の狭間で反対の声も
ロイター通信によると、スペイン・カタルーニャ州政府は、32億ユーロ(約5280億円)に及ぶバルセロナ空港の拡張計画を承認。環境保護団体やオーバーツーリズムに反対する活動家たちから反対の声も。
ANAグループ、国交省から厳重注意、届出・認可申請の不備が頻発
ANAホールディングスは、グループ会社による航空法における届出および認可申請の不備が頻発していることから、国土交通省航空局から厳重注意。
世界の航空業界2025動向、売上・利益ともに当初の予測から下方修正、トランプ関税でコスト上昇のシワ寄せは旅行者に ―国際航空運送協会
ロイター通信によると、国際航空運送協会(IATA)は、2025年の航空会社の総利益予想を昨年12月に発表した予測は366億ドル(約5.2兆円)から360億ドル(約5.1兆円)に下方修正。貿易摩擦と消費者の旅行に対する信頼感の低下のため。
オーストリア・ウィーン市、万博パビリオンで最新の空港プロジェクトをアピール、新旧の文化観光も
オーストリア政府観光局、ウィーン市観光局、ウィーン空港らが大阪・関西万博のオーストリア館で、現地の最新動向を紹介する特別イベントを開催した。
能登復興ANA「ボランティア + 観光」ツアーを取材した、半数は初体験、語り部列車や関係人口への取組も
ANAは2025年4月、「関空から行く!能登復興ボランティアツアー2日間」を実施。その特徴は支援活動に観光をプラスしたことだ。被災地で観光が果たせる役割と意義を、ツアーに同行して探ってみた。
JAL、都市圏と北海道の二地域居住で新パッケージ、1ヶ月あたり国内線6回、家具付きマンション、コンシェルジュ付きで会費25万円など
JALグループが7~10月、北海道と東名阪との間を対象に、二地域居住を包括的にサポートする「JAL 2地域居住クラブ」の実証実験を実施。移動と住居をパッケージ化し、コンシェルジュサービスを付帯する。
ANA、マイレージ会員向けのデジタル広告で新機能、搭乗時期や目的地など航空予約データで最適メッセージ
ANAマイレージ会員向けのデジタル広告配信「ANA Moment Ads」が、搭乗時期、目的地といった予約状況や、航空券予約、空席照会などの行動に合わせて、より最適な広告訴求の出し分けを可能に。
ハワイアン航空CEOに聞いた、日本から米シアトルへの直行便を就航した理由、アラスカ航空と統合後の戦略も
ハワイアン航空は、2025年5月13日、アラスカ航空グループとして、成田/シアトル線に週7便で新規就航。その背景とは。統合プロセスの現在地は。ハワイアン航空のジョー・スプレイグCEOに聞いた。
デルタ航空、運賃カテゴリーを再編、新たに5つに分類、エコノミー運賃は3種類に
デルタ航空は、機内プロダクトの名称を新たに5カテゴリーに分類。「ベーシックエコノミー」の運賃クラスはデルタ・メインに統合し、デルタ・メインにベーシック、クラシック、エクストラの3つのオプションを加える。
ANA、国内線の運賃を刷新へ、来年5月から3種類に、国際線との旅客システム統合で
ANAは、国内線と国際線の旅客サービスシステム統合に伴って、2026年5月19日搭乗分から新しい国内線運賃を導入。「シンプル」「スタンダード」「フレックス」の3種類にリニューアル。
【訃報】フィンエアー日本支社長サカリ・ロム氏、長年にわたって日本とフィンランドの関係構築に尽力
フィンエアーは、日本支社長のサカリ・ロム氏が予期せぬ健康上の事由により、2025年5月14日に逝去したと発表。今後、社員や関係者が想いを寄せる場として、追悼の機会を設ける予定。
航空連合スターアライアンス、新たにブランドキャンペーン開始、複数の航空会社を乗り継ぐ利便性をアピール
スターアライアンスは、新しいブランドキャンペーン「Rhythm of Excellence(卓越したリズム)」を開始。加盟航空会社25社のでシームレスなサービス連携を訴求。
エミレーツ航空と日本政府観光局、中東からの訪日インバウンド誘致で連携、共同マーケティングなど実施へ
エミレーツ航空と日本政府観光局が、日本と中東地域の観光振興の協力関係強化、主に訪日インバウンド促進を目的に覚書を締結。日本へのインバウンド観光需要を拡大するためのサポートを提供すると公約。
大韓航空とデルタ航空、カナダ・ウエストジェット航空の株式25%を取得、北米/アジア間の協業関係を強化へ
大韓航空とデルタ航空は、カナダ・カルガリーを本拠とするのウエストジェットの株式を25%取得。両航空は、北米/アジア路線でのウエストジェットとの協業関係を強化する。
ユナイテッド航空、成田/パラオ線を新規就航、10月29日から週2便
ユナイテッド航空は2025年冬ダイヤから成田/コロール(パラオ)線を週2便体制で就航する。機材はボーイング737-800型で、ビジネスクラス16席、エコノミークラス150席。