旅行会社
国内外の旅行会社に関連する最新情報をお届けします。
観光産業の春闘2025、過去最高の賃金改善、改善率では若者に恩恵偏り、中堅以上の労働条件に課題感
旅行や観光、ホスピタリティ、国際航空貨物などの産業別労働組合であるサービス連合が、2025年の春季生活闘争(春闘)の結果を発表。賃金改善は、過去最高となった2024春闘を上回る改善額1万6351円・改善率5.32%を実現。中堅層の賃金改善率にも言及。
エクスペディア、旅行会社向けサービス「クマの手」機能強化、サービス料3割まで任意拡大や決済猶予360日など
エクスペディアがBtoBアフィリエイトプログラム(エクスペディアTAAP「クマの手」)の機能を強化。決済猶予の予約機能の強化、新しい銀行送金支払いオプション、旅行会社サービス料機能など。
HIS、「空飛ぶクルマ」体験を販売、大阪のイベントで、丸紅エアロスペースと将来的な展開を協議
エイチ・アイ・エス(HIS)は、米国LIFT AIRCRAFT社製一人乗りの空飛ぶクルマ「HEXA(へクサ)」関連イベントで「HEXAのシミュレーター体験事業」の販売およびプロモーションを行う。
幸福感の得点が増加する旅プログラム登場、添乗員らと「旅の思い出」「行ってみたい旅」の対話で心理的効果
JTBは実装実験を経て、対話型旅行プログラム「こことり」を販売開始した。JTBの店頭営業経験者や添乗員など旅のプロフェッショナルとの旅をテーマにした対話を通じ、心の活力を取り戻すプログラム。企業、自治体などと協業する。
京都市、修学旅行向けに立命館ツアー、キャンパス内の堆肥づくりや学食での食物循環など「脱炭素」学ぶ
京都市が修学旅行プログラムとして「脱炭素修学旅行 立命館大学キャンパスツアー」を企画。立命館の学生がキャンパス内でおこなっている脱炭素の取り組みを自ら案内する。JTBらと連携。
高付加価値タビナカ体験エクスペリサス社、新たに3.5億円の資金調達、ANAやHISらが出資
高付加価値体験の開発・販売を行うエクスペリサス社は、3.5億円の資金調達を実施。ANA未来創造ファンド、エイチ・アイ・エス(HIS)などが出資。
推し活✕NFT活用で、地域活性化に向けた研究開始、ファンに地域回遊や宿泊の実証実験へ、JTBやNTTテクノクロスら共同で
JTB、NTTテクノクロス、ビットトレードの3社は、「推し活」による持続的な地域活性化の実現に向けて、NFTを含めブロックチェーン技術を活用した共創型プラットフォームの共同研究を開始。
リクルート「じゃらん」、国内宿泊予約は11%増1.3兆円で過去最高に、今後は海外OTAとの提携強化や顧客サポート強化も
リクルートは「じゃらんフォーラム2025」で、観光地への集客最大化と業務負荷軽減を軸にした今後の取り組みを発表。クーポン機能の拡充やゴールド会員向け特典など取り組みを紹介。
JTB、学校関係者向けに「万博学びのサポートプラン」販売、会場、日本館への優先入場など特典も
JTBは、2025年大阪・関西万博で、学校関係者とその家族などを対象とした新プラン「万博学びのサポートパック」の販売を開始。会場への優先入場、日本館への優先入場などの特典も。
日本旅行業協会、海外パッケージツアーの新たな価値提案モデルを策定へ、新たな「観光立国推進基本計画」への提言も
日本旅行業協会(JATA)は旅行会社の現状と課題を共有する記者懇談会を開催。先ごろ取りまとめた第5次観光立国推進基本計画に対する政策提言を中心に、国内旅行や海外旅行、訪日旅行の各旅行分野や、人材確保・育成の取り組みを説明した。
JTB、世界でのスポーツ・ホスピタリティ事業を加速、まずは韓国発で米MLB現地観戦ツアー発売
JTBはグループ会社の韓国現地法人LOTTE JTBでアメリカのMLB観戦ツアーを発売した。日本以外のアジアで販売するのは初めて。今回を皮切りにグローバルでのスポーツ・ホスピタリティ事業の展開を加速させる。
HIS、ホテル事業でブランド構成を4つに細分化、世界市場の取り込みを加速、上位ブランド「変なホテルプレミア」を新設
H.I.S.ホテルホールディングスは、「変なホテル」の上位ブランド「変なホテルプレミア」を拡大し、全国6軒の「変なホテル」を「変なホテルプレミア」としてリブランドオープン。グローバルブランドの確立に向けたマルチ戦略の一環。
ツアーグランプリ2025発表、国土交通大臣賞は「モンゴル乗馬ツアー」が受賞、旅行する意義を掘り下げた企画が多数
日本旅行業協会(JATA)が「ツアーグランプリ2025」の受賞者を発表。国土交通大臣賞は、モンゴルでの乗馬ツアー。これからの旅行会社のツアーの方向性を示す、新たな観点のツアーが多数。
夏休み旅行動向予測2025、海外旅行者数は21%増、人気は欧州と韓国が首位で16%、遠距離と近距離の二極化傾向 ―JTB調査
JTBの2025年夏休み期間(2025年7月15日~8月31日)の旅行動向見通しによると、総旅行者数は、前年比0.8%増の7464万人。海外旅行者数は、同20.8%増の244万人となる見通し。
HIS、2025年夏休みの予約動向を発表、海外・国内ともに予約数1割増、海外人気のホノルルは為替や増便が影響
HISの夏休み予約動向。海外旅行、国内旅行ともに予約者数が前年比で1割弱増えるなど好調に推移。人気出発日は海外旅行がお盆前の8月9日、国内旅行が7月27日。
日本旅行業協会、「旅行業務取扱管理者定期研修」をオンラインで通年実施、受講から修了書発行まで
日本旅行業協会は、2025年6月30日から募集を開始する「旅行業務取扱管理者定期研修」を受講から修了書発行までオンラインで完結できるようにする。インターネットを利用したオンデマンド形式の動画配信のみとし、随時受け付ける。
日本旅行業協会、「SDGsアワード」大賞に近畿日本ツーリスト、誰もが旅を楽しめる社会実現を目指すツアー
第3回「JATA SDGsアワード」大賞に、近畿日本ツーリストの「『温泉を楽しみたい』をあきらめない!オストメイトのための温泉日帰りツアー~障害者差別解消法の改正施行をきっかけに、誰もが旅を楽しめる社会の実現を目指して~」が選ばれた。
クラブツーリズム、「涼しい旅」で夏の国内ツアー、北海道・釧路で5連泊や、夜間・午前の観光など旅程にひと工夫
クラブツーリズムは日本の夏に出かけたい「涼」にこだわった「涼旅」ツアーを企画。避暑地を訪れるだけでなく、暑さを避ける夜間や午前中の観光、美術館など涼しい屋内観光を盛り込んだ企画を強化。
HIS、シニア向け旅行情報誌「ココロオドル」創刊、デジタル・紙版ともに無料で
HISがアクティブシニア向けに無料の季刊情報誌「ココロオドル」を創刊した。世界各地の風景、地元グルメなどと旅の魅力とともに、同世代の間で関心が高い趣味を織り交ぜた各種情報を届ける。
日立製作所が観光DXを推進、第1弾は小豆島で生体認証活用などのデジタルチケット実証、JTBと協業
JTBと日立製作所が観光DX推進に向け共創。旅行者の利便性向上や周遊促進、観光関連事業者の生産性・収益向上に取り組む。第1弾として、香川県小豆島デジタルチケットによる周遊企画券「tebu-Ride PASS」の実証実験。