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インバウンドの「食」による消費額、2030年まで約3倍の4.5兆円を目標に設定、農泊推進や海外向け発信を強化、農水省の基本計画で指針
政府は「食料・農業・農村基本計画」に、輸出拡大などによる「海外から稼ぐ力」の強化を盛り込んだ。2030年までのインバウンドによる食関連消費額を、約3倍の4.5兆円と設定。観光庁、JNTOなどとも連携する。
DMOガイドライン改定のポイントを観光庁に聞いてきた、登録要件の見直し、審査レベルの向上など
観光庁は2025年3月に「観光地域づくり法人の登録制度に関するガイドライン」の見直しをおこなった。そのポイントを聞いてきた。
消費額100万円以上のインバウンド旅行者、2019年比で50%増、人数ベースでは83%増、ともに世界の伸び率を上回る
日本政府観光局(JNTO)は、2023年の高付加価値旅行者の旅行者数及び消費額を推計。2019年比で消費額は50.6%増の約1兆円、旅行者数は83.2%増の約59万人。ともに伸び率は世界を上回った。
観光庁、「美食観光」推進事業で6件を採択、西伊豆の鰹節文化など、地域の食を観光コンテンツに
観光庁は、「食」の力を最大活用したガストロノミーツーリズム推進事業について、採択事業6件を決定。山形県の里山ガストロノミー や西伊豆エリアの鰹節文化など。
HIS、ウーバーと提携、法人や団体旅行向けにタクシー券を発行、業務渡航管理システムとの連携も視野
エイチ・アイ・エス(HIS)は、Uber Japanと提携し、企業・法人の業務渡航や団体旅行を対象にタクシーバウチャーを発行するサービスを開始。
日本旅行、大阪万博で人気の「ガンダムパビリオン」入場確約ツアーを発表、JRセットプランで、手荷物配送サービスも
日本旅行は、国内旅行の赤い風船で大阪・関西万博「ガンダムパビリオン付きJRセットプラン」の販売を開始。JR新大阪駅から宿泊施設までの手荷物配送サービスも。
欧州鉄道の新興企業、完全個室の寝台列車を2027年運行へ、20都市以上を結ぶ、航空機の料金並みで
ロイター通信によると、欧州の鉄道スタートアップ企業Noxは、2027年開業予定の長距離寝台列車の料金を「飛行機料金」で提供することを明らかに。快適性と経済性の両立を目指す。
欧州の高速鉄道ユーロスター、英国からドイツやスイスまで延伸運行へ、2030年代に開始する計画を発表
ユーロスターは、2030年代初頭から英国とドイツ、スイスを結ぶ直通鉄道サービスを開始する計画を発表。総工費は約20億ユーロ(約3300億円)。ロンドン/フランクフルト間は約5時間で。
スペイン・カタルーニャ州、バルセロナ空港の拡張計画を承認、環境保護と誘客の狭間で反対の声も
ロイター通信によると、スペイン・カタルーニャ州政府は、32億ユーロ(約5280億円)に及ぶバルセロナ空港の拡張計画を承認。環境保護団体やオーバーツーリズムに反対する活動家たちから反対の声も。
UNツーリズム・アジア太平洋地域の新事務所長に聞いてきた、本格始動への体制整備から、今後の活動方針まで
サステナビリティやレジリエンスが観光における大きなテーマとなるなか、UNツーリズムアジア太平洋地域事務所の所長に就任した金子氏に、今後の活動方針や観光に対する考えを聞いた。
万博に来場したインバウンド客、会場以外に訪問した行先トップは「奈良公園」、会場内ではガンダム像や「よしもと館」
ナビタイムジャパンは大阪・関西万博の開幕から1ヶ月間の訪日外国人旅行者による滞在・来訪状況の分析結果を明らかに。会場内ではガンダム像や「よしもと館」が人気。万博前後の周遊も確認。
東京浅草寺で「旅先クイズ会」、歴史やマナーを楽しみながら発信、地元の子どもたちも参加
2025年6月14、15日に東京都浅草寺で「旅先クイズ会」。観光地にブースを設置し、近くを通る国内外の旅行者に「〇×クイズ」を出して地域ごとの歴史やマナーを楽しんでもらいながら発信するイベント。
マラソンなど走ることが目的の旅、目的地選びは「総費用」が重要な要素 ―スカイスキャナー調査
スカイスキャナー・ジャパンが「旅ランに関する調査」を実施した。2025年の旅行トレンドの1つに「スポーツを目的としたアクティブな旅」が人気になると予測。
HIS、キャンセル保険の販売拡大、バスツアー、宿泊、他社予約も対象に
HISと損害保険ジャパンの子会社のMysuranceがキャンセル保険の対象を拡大。バスツアー、宿泊、航空券などの国内旅行商品に加え、旅行申し込み先がHISではない場合も加入可能に。
JR東日本、普通・快速列車が乗り降り自由の周遊パス、「急がない旅」を提案、土休日を含む連続する3日間で9000円
JR東日本は、土休日を含む連続する3日間、JR東日本の普通・快速列車が乗り降り自由となる周遊パスを「えきねっと」限定で発売。「急がない旅」を提案。
岐阜県に初のヒルトン、2026年秋に「ヒルトン高山リゾート」開業へ、90平米のスイート客室も
JR東海グループは、ホテルアソシア高山リゾートを「ヒルトン高山リゾート」として2026年秋にリブランド開業。岐阜県初となるヒルトンのフラッグシップ・ブランド。
東急と名鉄、「なごや圏」の観光需要創出でタッグ、関東から誘客、定額制宿泊サービス利用で実質3000円で宿泊可能
東急と名古屋鉄道(名鉄)は、愛知県を中心とした「なごや圏」における観光需要創出と、地域活性化を目的とした連携を開始。東急は、定額制宿泊サービス「ツギツギ」を通じて、なごや圏での宿泊需要の創出。
世界大手オンライン旅行4社の最新マーケティング動向を整理した、60歳以上ターゲット推進やAI活用マッチング投入など【外電】
米観光産業ニュース「フォーカスワイヤ」は、マーケティング投資を拡大させる大手OTA4社についてリポート。2024年は合計約175億ドル(約2.5兆円)。2025年第1四半期も増加させている。
Trip.comグループの最新戦略を取材した、2025年は「高齢者層/イベント/新興市場」に注力、デジタル観光促進へ基金創設も
トリップ・ドットコム・グループは2025年5月下旬、中国・上海でパートナー向けイベント「ENVISION2025」を開催。会長やCEOなどトップが同グループの今後の方針を説明した。キーワードはサステナビリティとイノベーション。
フランス、外国人旅行者1億人超えも「数から質」へ転換の方針、日本人旅行者の旅行スタイルに期待
フランス観光開発機構(アトゥーフランス)は、毎年恒例の旅行業界向けワークショップ「SAKIDORI FRANCE」を開催。日本代表のアラン氏とエッフェル塔公団会長のマルタン氏に日本市場の現状について聞いてみた。