デジタル・テクノロジー
国内外の「観光Xデジタル」に関連する最新情報をお届けします。
琴平バスら、バス空席やホステルの空室など「余りもの」で関係人口創出へ、デジタル町民LINEを活用
琴平バスと共創DAOは、琴平山博覧会実行委員会が主催する「琴平山博覧会」で、「まちの余りもの」を活用し、地域の協力サイクルと価値を生み出す実証実験を開始。参加型web3.0アプリと「琴平デジタル町民LINE」を連携。
MKタクシー、京都観光の行程を作成できる無料サービス、観光スポット選ぶと地図上で反映、タクシー移動時間も自動計算
タクシー事業をおこなうエムケイ社が、無料サービス「京たびプランナー by MKタクシー」の提供を開始。観光スポットをアイコンや検索から選択していくことで画面の地図にマッピング。タクシー移動時間も自動計算し、行程表が作成できる。
生成AIがもたらす観光産業の構造転換とは? パーソナライゼーションの限界から、データと需要主導の新モデルまで ―ITBアジア2025
シンガポールで開催されたITBアジア2025で、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの平林知高氏が登壇。生成AIが観光産業にもたらす変革として、データ活用のこれからのあり方や、ビジネスモデルの転換、サプライヤーと旅行者の関係性の変化を解説。
2026年に注目の4つの旅行トレンド、スポーツ観戦の旅では「相撲」が人気、「ホテルホッピング」や「ロケ地めぐり」も、エクスペディアが調査
エクスペディア・グループは、2026年の旅行トレンド「Unpack ’26」を発表。調査結果から「リノベ宿ステイ」、「スポーツ」、「ロケ地めぐり」、「ホテルホッピング」の4つのトレンドに注目。
世界旅行ツーリズム協議会、出入国時の手続き迅速化へ提言、ビザの完全デジタル化や生体認証導入、事前審査など
世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)と航空輸送情報技術SITAは、共同で「Better Borders(よりよい国境)」リポートを作成。デジタルIDと生体認証技術など国境の近代化が今や戦略的に不可欠な要素であると主張している。
ANA、新流通規格「NDC」コンテンツ販売で、米Sabre社と協業、世界40カ国・地域の旅行会社が予約変更、付帯サービスの購入が可能に
ANAは、Sabre CorporationとNDC(New Distribution Capability)コンテンツの販売で協業。日本の航空会社として初めてSabreの「SabreMosai Travel Marketplace」でNDCコンテンツを販売。
相乗りタクシー「ニアミー」、観光客と地域住民の予約組み合せで満足度向上と効率化、AIエージェントも本格導入へ
相乗りタクシーサービスを展開するNearMeは、空通空白の解消や観光の足としての移動課題の解決に向けて、事業者および自治体との協業を強化。国交省のプロジェクトにも参画。インバウンド対応も強化していく。
LINEヤフー、URL入力だけで広告画像を自動生成できる新機能、AIへの指示調整も可能に
LINEヤフーがビジネス用クリエイティブツール「LINE Creative Lab」で、ウェブサイトのURLを入力すると、生成AIが遷移先のテキストや画像の内容をもとに広告用画像を作成する「URL画像生成」機能の提供を開始。
旅行者の手荷物預かり世界大手Bounce社が、ヤマト運輸の国内3000拠点間で配送開始、手ぶらのスムーズ移動
手荷物預かりネットワークの世界大手Bounceがヤマト運輸と提携。ヤマトの全国約3000拠点間での荷物配送サービスを開始した。アプリで完結し、英語・日本語を含む11言語に対応する。
ツーリズム・イノベーション・アワード2025発表、返金不可の予約を再販する仕組みなどが受賞
ツーリズム・イノベーションアワード2025が発表された。最優秀トラベルテック・ニュービジネスモデル賞は返金不可の予約を再販するマーケットプレイスを構築した「TripResale」。
NTTドコモビジネスの観光分野での取り組みとは? AIが「最後の顧客接点を作り出す」、その高度化から事業戦略まで聞いてきた
「産業・地域DXのプラットフォーマー」として自律・分散・協調型社会の実現を目指すNTTドコモビジネス。約1億会員の包括的データをもとに観光領域でも事業者や自治体の課題解決に取り組んでいる。その取り組みを聞いてきた。
DMM.com、「DMM旅行予約」を本格提供、トリップ・ドットコムと連携、旅行を入口に会員エコシステムを形成へ
DMM.comは、「DMM旅行予約」の本格提供を始めた。また、トリップ・ドットコムとのシステム連携も開始。
HIS、「ふるさと納税」サイトを開設、全国約1700自治体を掲載、旅行関連の返礼品も
エイチ・アイ・エス(HIS)は、「ふるさと納税」のポータルサイト「HISふるさと納税」をオープン。全国約1700自治体を掲載。HISならではの旅行の返礼品を選ぶこともできる。
生成AIでの情報収集、第3位に「旅行」が31%でランクイン、情報収集の初期段階での「SNS検索」に迫る ―クリテオ調査
Criteo(クリテオ)は、「消費者とマーケターから見たAIエージェント:認知・活用意向に関する調査」の結果を発表。AI活用に興味がある消費者は約6割に。マーケターのAIエージェント認知率は94%。
世界の旅行トレンド2026、「温泉」「ゴルフ&スパ」の人気が急上昇、世界大手Trip.comとグーグルが共同レポート
トリップ・ドットコム・グループは、Googleととりまとめた2026年の5つの旅行トレンドを発表。「自分らしさを表現する旅行」「学びと体験を重視する旅行」「ウェルネス体験型の旅行」など。
東京・渋谷区の観光案内所、対話型AIで多言語対応を開始、定型的な案内を自動化、接客スキルの標準化へ
渋谷の観光案内所で対話型AI「AIミナライ」を活用した観光案内の実証実験を開始。対応言語は日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語。
異業種企業の観光への参入に「質的な変化」、NECソリューションイノベータが地域と取り組むタビナカ事業の奮闘から、今後の可能性と課題を考察【コラム】
ジャーナリストの坂元隆氏による、異業種から観光産業に参入した企業の奮闘を追うコラム。今回は、NECソリューションイノベータの取り組みを取材し、その可能性と課題を考察。
IHGホテルズ、楽天トラベル経由の予約でも会員特典を提供、両ポイントの同時付与も
IHGホテルズ&リゾーツは楽天トラベルを通じて日本国内の50軒以上のIHGホテルに予約・宿泊する国内旅行者に会員限定の特典を提供。「楽天ポイント」と「IHGワンリワーズ ポイント」の両方の獲得も。
日本旅行、2026年度中に宇宙旅行の申込受付開始へ、「学び・地域・社会とつながる体験」に拡張、商用化へ新フェーズ
日本旅行と将来宇宙輸送システム(ISC)は、宇宙旅行事業の商用化フェーズに向けた新たな業務提携契約を締結。商用運用に向けた販売・運営・体験設計の体制を構築。2026年度中に宇宙旅行の申込受付の開始を目指す。
宿泊予約管理トリプラ、タイ拠点のホテル向け管理システム会社と協業、予約から滞在後のフォローまで一元管理
旅行業界向けITソリューションを提供するトリプラは、タイを拠点に17ヶ国にホテル向け管理システムを展開する「Comanche Gogoji」と戦略的パートナーシップ。

